事前バンドミーティング。


というわけで無事、忘れることなく船橋市役所に到着。
今日は、10月21日(日)に開催される「第5回ふなばしミュージックストリート」の、事前バンドミーティング(説明会)に、出席してきた。
ま〜た今年も、(演台に対して)背中向きの席だよ。
もうすっかり勝手知ったるなんとやら。テーブル無視して、椅子ごと前に向いちゃう。

しかし、こちらも毎度この、FMSの「家族的風雰囲気」に、すっかりやられる。
HSP気質な俺にとっては、これだけの大人数の中に身を置くだけでも「臨戦態勢」なのだが、事前説明会で疲れちゃうってーのも、他のイベントではあまりない経験。

直前にひとこと断りを入れられはしたが、テーブル(演奏会場)ごとに「チーム○○」とか、動画録られちゃうし。即日FBにアップされた動画は全会場ではなく極一部で…な〜んだ、義務じゃなかったのね。
議事中盤には、もう50分も資料に目を落としたままだったから「肩も凝ったでしょう。隣の人と肩を叩きあいましょう」って、今日初めて会った者同士で、うら若き女性が俺に肩叩いてもらって嬉しいと思います?(逆はアリかも)
因みに今回、うちの会場に出演の全バンド中、半分ほどが「初参加」らしく。
最後は出演者全員での記念撮影。これは毎年のことなので、さすがに慣れた。

どうもこの「内輪ノリ」が、年々節操なくなってきていることには、やや辟易している。
この「家族的雰囲気」がFMSのいい点でもあるのだが。
「やる側」としては、楽しそうな思いつき、ちょっとしたアイデアをすぐ口に出せる実行委員会内は、とても和やかないい雰囲気なんだろうなーという想像はできるけど。
で、肝心の仕事は…「公式」タイムテーブルのHP掲載、今年は本番何日前になるのだろう。

しからばいっそ、俺も自分からこの「輪」の中に入って行ければ、さぞかし居心地いいのだろうことは想像に難くないのだが…それを俺に躊躇させている理由はいったい、何なのか。
元来「純粋まっすぐ」には、どこか胡散臭さを嗅ぎ取ってしまい苦手なんだが、どうやら「人と人とはこう(仲良く)あるべき」みたいな「正論」を押し付けられてるような気がしちゃう、らしい。
自身が音楽に携わってなければ「鼻つまみ者」であることを自覚しちゃってる俺としては、気後れ。
演奏内容も音楽的レベルも互いにわからないバンドと、そもそもこの段階では「親睦を深めるために来てる」わけではない。

ほらみろ、さっそく人の良さに付け込まれちゃって。
「会場が手狭なため、各バンド1名で」出席、って書かれてたのに3名でご出席のオッサン。1階で入構証を交付するさいに、「各バンドおひとりしか、会場に入れません」とはねつけなかったのかね。
座席も指定の場所を守らず傍若無人。仲間内で言いたい放題いいやがって、俺の気が散るから黙って聞いててくんねぇかな。
ちょっとばかり年長者というだけで、あんた等だけが特別扱いされる理由が知りたいもんだ。

全体会での説明が終わり、各演奏会場ごとに自己紹介、担当者との質疑。
「男性4人のアカペラ・カルテットです」と自己紹介したら、明らかにどよめきがあったのは、何だったのだろう(横文字が珍しかったとか?)。
先ほどのオッサンバンドが、「酒飲みながらの演奏はNG、だよね。酒飲まないと声が出ないんだけど(笑)」
などとたちの悪い冗談を(もちろん本気でいってるわけじゃないのはわかるが)。
先日あった別のイベントではなんでも、ライブハウス会場での演奏だったらしく(知らんわ、そんなん)。
俺たちの直前のバンドでなくて、よかった。
往々にしてバラしの手際が悪くて、次のバンドに迷惑かけるパターンだ。演奏内容だって同様に九分九厘「自分本位」なヤツだろうことは、俺の経験から想像に難くない。
人となりは、必ず演奏に出ちゃいます。音楽の、怖さ。
こんなことでバンド名、覚えさせられちまったし(嫌だねぇ…)。
「親睦を深める」相手も、誰でもいいってわけではないよ。
もうさっさと話しだけ聞いて、さくっと質問して、さっさと帰りたい。
週末休みの一日、午後の「コア・タイム」に呼び出されて、今日これから帰っても他に何もできないってーの。
といって夕食にはまだ早いし…。
あ〜、疲れた。

WINS阿佐ヶ谷、今年も出演させていただきます(っつーか去年は季節外れの台風襲来で、あえなく中止だったつーの…)。