虹の日。

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昼前、夏季休中だが止むに止まれず出勤すると事前に聞いていた会社の上司から、プリンタが動かん、との電話。


連休中の夜~翌日午前はこんな具合にたたき起こされるのが嫌だったので、関係各位の電話番号を着信拒否に設定していたのだが、昨夜はうっかり設定をし忘れていた。
さすがに起きてひと仕事終えた後だったので、まぁいいが。
いくつか電話で出せる手順を指示してみたが、
「これで駄目でも、もう電話しないからね」
とのお気遣いをいただく。こういうところはサスガというほかはない。

せっかくの平日休みだというのに、今日最初の所用が「お忍びで美女」ではなく市役所だとゆー全く冴えない。
通常なら(前職)会社側が行っていたであろう手続きが、なぜイチ個人に…というかねてからの疑問をようやく市の窓口担当者にぶつけてはみたが、
「それはあくまでもそれぞれの会社側のご都合」
とのありきたりなお答え。
隣の部署のヤツら、毎日定時で帰りやがるな~と思っていたが、事務処理を勝手に「割愛」してやがったな(やっぱり限りなくブラックじゃねーか)。
それでウチの部署の女子にまで手ぇ出し放題だったとか、やってられんぜ全く(さっさと辞めてよかったよ)。

別に目的はなかったが、なんとなく某大手古書店方向に足が向いてしまい、クーラーの効いた電車に乗っている。
遠くへ出かけるとカラダがシンドい。
でも全く出かけないと心がシンドい(笑)。
この休み中はより一層の節約生活を旨としてきたつもりなのだが、うっかりDVDを1本買ったら弾みがついてしまったらしく、別の店でコミックの3冊一気買い。とはいえ100円×3冊というつましいものだが。
平日の、ここのフードコートはガラガラなので、一角をお借りして楽譜を広げてはみたものの、なぜだか今日は全く、妄想(?)興に乗らない。
所詮こういうものは、
時間の長さよりも、回数(頻度)
なのはわかっているが。
気ばかり焦ってダラダラやっても仕方がないので、始める前に制限時間を設けたわけだが、あっという間に経ってしまい、自宅へ踵を返す。
その、商店街を歩いていたところ、シャッターも残さず空き地になってしまった区画越しに、大きくはっきりと「虹」!
高い建物が少ないこの辺りでは、半円形が端から端までよく見えた。
さっきまでのややクサッていた気持ちはすっかりどこかへ忘れてしまい、しばし足を止めていたら、すれ違った男子大学生が友だちに「大気上の水蒸気がプリズムの役割をして…」と得意気ながらも淡々とした口調で話している会話が。
おまーなっ! 今の俺の気分に水を差したまま立ち去るんじゃねーよ!!
ろくに見上げもせず、無感動に…これだから理系のヤツらはっ!*1

*1:偏見です。