13(火)は、渋谷「多作」で歌わせていただいたのだった。

マイクを持つことの功罪。
今更、マイクに向かって歌ってしまうというような初歩的なハナシではなくて、どうもモニターの音を聞いて無意識的に合わせにいってしまう。結果的に演奏が小ぢんまりしてしまっているのではないか、という疑惑。混声のア・カペラは、どうしても男女の声量差があるから、PAのお世話になるのは避けられないのだが。幸いなことには、声のトーンや方向性は比較的、似通ったメンバーなので、ここ数回の練習から、リーダー音頭のもと「生声運動」という「運動」練習形態として定着している。前のバンドのときは、むしろマイクを使った練習がほとんどなかったので、私自身の歌い方は、そんなに変わるもんなのかな、とちょっと思ってたりもしたんだけども。
そんな練習のあと、PAフル・セッティングのライブハウスで、もちろんモニター付で、歌わせてもらった。が、音程は全員合っているはずなのに、誰に合わせていいのかわからない混乱、といったら伝わるだろうか、ステージ上(とはいえ、一曲目からリードを仰せつかったので、内心「ゼッタイ、俺に合わせろ」状態←意固地)。