兼バンド

で、同じ顔がとっかえひっかえ出てくるのは、個人的には以前から気にはなっているんだけど。
せっかく「オーディション無し」を標榜しているのだから、学生をはじめ、初心者バンドにもっとステージの登竜門として活用してもらいたいし。できれば一曲入魂、なんてことも避けたいし。そんな自身の後ろめたさを上回るほどの、企画(デキ)であったかどうかというと、どうも自信がなくなる。
歌う側としては、こんな機会にこそ一緒に歌ってみたい人はいっぱいいるから、そういう企画ものはやってみたいのはヤマヤマなんだけど。
そんな中でBOSSは面白かったな、理屈抜きに。なんつっても全員がベースメンという意表をついた編成だけでも笑えるのに、ユニゾンの際にスピーカから出てくる音といったら、まさに未体験ゾーン・・・。
久々にガタベル(あきちゃんの代打で、ゆとりさん)も聞けたし。こういうのは、ありだと思う。ステージ上手で聞いていたのだが、この辺の婦女子、レディマを一緒に歌っちゃうほどの勢いで、みょ〜に盛り上がっていた。知り合い? もちろん便乗させていただきました。そのあきちゃんとも、客席で会えたしね。
あと、北京家鴨。
セクシーな、チャイナ服に身を包んだお姉さん方。ステージ袖で羽扇子振り回しては、羽が舞い散っていました。くしゃみが止まらなくなりそう〜。なるほど、そんなカラクリになってましたか。
そののなぴが、締めのMCをしゃべり終わった瞬間が、18:00ぴったり。
余裕分の時間を使い果たしたとはいえ、ヨミ通りの終了時間に、かっちり合わせてきたMCというすごさ。
たまたま俺がシンガリを仰せつかったタイムキーパーだけでも、ここまで数人がバトンならぬ記入表を受け渡してきている。他の部署でも同様だっただろう。この大イベントの影の立役者の数に思い至って、思わずその場で唸ってしまった。

帰りは、すっかりお疲れのかわさんに便乗して、帰宅組。
演奏レベル、高いよね、というハナシになった。途中そこそこで、聞き疲れして焼き鳥やら肉まんやらに浮気した私ではなく、終始スタッフとしてステージ袖にいたであろうかわさんが同じ意見なのだから、間違いないだろう。
最初からアカペラ公園のようなステージを目にして歌いはじめる若者が多くなっているのか。俺らの、初めてのステージといったら、全く今の人たちと比べ物にならないレベルだったはずだ。しかも物怖じしないんだよな、最近の若いヤツぁ。

追記)
あ〜、CD全回収できね〜かな(って結局、聞いてるんじゃん)。
もう来週は、阿佐ヶ谷ジャズストリートか。なんかとっても忙しいな、ここんとこ。