すっかり恒例の、本番後懺悔。

午前中にひとバンド、同じナカチョの譜面で歌ったグループ(A会場)があって、とっても不安(というかプレッシャー)になったこともあって。そりゃそーいうこともあるだろ、市販されてるんだから。
長待ち後のB会場16時。一曲目がその、「瞳をとじて」。初お披露目。かなり無茶です。
どれほど不安だったかというと、ひとりで発声練習までしちゃったもんね、本番前。ベイベーズが練習している隣でこそっと(31にみつかっちゃったりもして)。ともかくその効あってか、俺としては、一曲通して高音部分の声が保っただけで、また歌い続けられます。
ストリートの場合、もっとも顕著な、ライブハウスとの勝手の違いは・・・そこの若いふたり、離れなさい! 俺の歌を聞きながら、ますますくっつきやがるのは、イケマセン、おやめになって(抱きつくなら、俺の方にだろ)、という具合。こういうのを見せられても職場放棄(ヲイヲイ)をしない自分に、プロ根性の萌芽を感じとったりして(←最低条件だろ)。
一面のお客さんの目が、きょとんとしているように見えてからは、先週のライブでの、リラックス感をカラダが思い出したらしい。珍しく、強い達成感だけが残った。
後でよ〜っく思い返してみると、一部歌詞の「てにをは」を間違えたよな。この曲が好きで立ち止まってくれた方々には、全くもって申し訳ない。その動揺を引きずって、一番ではハモリの部分に神経を払えたのを憶えているが、二番はすっかり忘れたまま通り過ぎてしまった、らしい。

まぁ、この「ヤマ」さえ超えてしまえば、あとはだんちゃん・まほちゃんにまかせたってなもんで、気分もかる〜くあと2曲。せっかく前のバンドが、ストリートらしくノリノリムードで終っていたのを、もののみごとにぶった切ってしまいました。ま、いいか。ぱくちーも似たようなこと(コラコラ!)してたし。

A会場に慌てて戻ってのブルーシャドウズ(仮)は、かねて歌っていた曲ということもあり、メンバー4人中で一番リラックスしていたはずだ。ようやく「お祭り」らしく、演奏を楽しめるようになったか。客席の反応は最早うかがい知れないほど、暗くなっていた。