Vol.95 阿佐ヶ谷ジャズストリート

この頻度で本番続きだと、さすがに緊張しぃの俺でも、どうやらモードが切り替わってきたようで。
本番前のいつもの「儀式」で、自分を一度緊張に追い込む、という余裕すらなく。とにかく、いかに頭をプレーンに保っておくか、という守りの方向になってくる。少なくとも次の歌詞へのつじつまが、感情移入しながらもちゃんと出てくる程度には。
うろ覚えで感情移入する余裕もなく、視線もうつろ、なんていうのではもちろん困るのだが、そういう段階なのに本番を迎えてしまった、という曲もなくはない。ステージに出すタイミングは、曲によっても違うから、仕方ない部分もあるが。
ただ、ここまで(メンバーと)練習をしてきた自分を信じることにした。ある程度冷静でいるためには、開き直りが肝心なのだ。
森田療法」の実践、といったところか(本番での緊張に困っている同業者の方は、一度関連の書籍に目を通してみるのもいいかも)。