ピアノの音

  • できれば歌い手側としては、ヘッドフォンを被らないで歌いたいものです。

しかし、よほどセッティング段階で工夫をしないと、声用のマイクから、結構ピアノの音を拾ってしまいます。トラックダウンしようとすると、位相がおかしい・・・。ライン録りが可能なピアノなら、ちゃんとヘッドフォンを被りましょう。だからといって、ライン(ヘッドフォン)と生音の両方を鳴らしながら歌おうとすると、どういうわけかピッチが微妙に違っていて、コーラス・フランジャーがかかったような効果が・・・これはこれで、慣れてしまえば気持ちいぃ〜(ライン用の音源は、多分弦とは別なんだね)。

  • ヘッドフォンは、見てくれをかなぐり捨てて、コードは背中に回してしまいましょう。うっかり鍵盤上の手との間にコードが入り込むと、パニックから心理的な収拾までには、相当な時間が必要な事態となります。

慣れないことをやったせいもあり、ピアノのテンポが弾いているうちにどんどん早くなってて、録音後に計ってみたら、記譜上のテンポより20も早かった(気づけよ! 録音中に)。
っつーか今回、これ全部やっちゃったわけね、俺・・・あぁ、録り直し。