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クリスマス・イベントとしても、すっかり定着した感のある客層。アカペラ関係者色は薄い気がした。
なんか池袋から店までの道中を歩くと、鳩尾がきゅーっと痛くなるんですよ今だに。特に夜道の光景で。
原因は仕事疲れももちろんあり、何度か途中で引き返そうかとも思った、実際。なんとかたどり着き、ひとり入店した20:00すぎ。30分の開始までには間に合った。
ここは早速、ヒューガルテン・ホワイトの一点買い。
なぜか今夜はスピードくじがついていて、その場で開封すると、「A賞」の文字。
あたった嬉しさよりも、「あ〜あ、またこんなちっさいところで、幸運を使っちまった(心の叫び)」。
今朝のテレビでの星座占いも、確かに悪くはなかったよ。
(ちなみにブツは、トートバックでした)


三々五々、知っている顔ぶれも見えるようになってきて、さいとう(元Stuck)の顔もみえた、というかカウンターで隣り合って飲んでいた。
さいとうは、潤哉さんのMCがうまくなったね、とほめていた。
久しぶりに会うヒトの方が、変化に対して鋭い反応を示す。
これもたまたま、俺が普段着にしているStuckパーカーに、「恥ずかしいからやめて」という。ほっとけ、もうすっかり普段着化してるし、解散した昔のバンド名だ、誰にもわからん。
そんな偶然とはいえ元Stuckが、二人も顔を揃えたので、香菜さんから「企画バンドでもいいからぜひもう一度」、とリクエストをいただく。ありがたいことではある。


残念ながらこの席は、演奏を楽しむには音響的にかなり問題ありだったが。
ここで飲むのは、今年の七夕以来か。店内のレイアウトも少し変わったようだ。
アカペラ版のパナシェ、5人編成のタントガッツ、2バンドによる合同演奏とギター伴奏、と楽しんだ。
両バンドとも、アンコールが出るほどのなごやかムード。


翌日の自分の本番が頭の隅に気になりだすも、確か直近の曲順表では、俺リードの曲がのきなみ削られていたので、まぁ少しぐらい無理しても何とかなるだろ。
で終演後の雑談を楽しみつつ、今夜は終電が気になるほど遠方だったり、俺より酒に弱いやつがいなかったので、次に時計を見たときにはすでに0時を回っていたという不覚。ビール5杯をあけており、足元かなりおぼつかない状況で、挨拶もそこそこに山手線に飛び乗る。
前の列車が遅れていたとかで、発車までやや間があったものの、比較的空いていたのだが・・・。