折しも関東は、記録的な大雪!

元々何もない会議室で、何をさておいてもまずエアコンを起動、に加えてヒーターも搬入。これだけの部屋があったまるまでには、それ相応の時間がかかる。
さらにコンビニで買ったウーロン茶を、備品であるところの加温ポットへ入れてみたが、これは今回失策。一時間ほど加温しておいたはずなのに、全然温まっていませんでした。次回は湯沸しポットで沸かしてから、移しかえることにしよう。
大方の部屋の準備を整えたところで、正門から玄関までの雪かき。
そうこうしている間にも降り続く雪に、一回り雪かきしてから、これはダメだなと諦めて、即席スタジオ「六本木の穴」(仮称)へ戻る、ぼちぼち時間だ。
ピアノはさすがに、ひとりではびくとも動かなかったので、その場で叩きつつ軽く声出しもしつつ、他のメンバーが揃うのを待つ。この雪じゃ、みんながみんな時間通りにたどり着けるかどうか・・・。


やがて必要機材一式は潤哉さんが持ち込んでくれて、試し録りをしながら、録音マイクの高さ、パートごとの立ち位置とマイクからの距離、モニター用スピーカとアンプの位置を修正作業。その都度、ブースが徐々に「成長」していったりして(机の組み合わせ)・・・そんなわけで録音ブースは、組み立て自由自在。最終的には結構、使い勝手のいいスタジオになりました。
過去の試行錯誤の結果、録音方法はワンポイント・マイクでの収録に落ち着いた。
マイクを囲んで5人がぎっしり立って歌っている光景は、傍から見たら何してるように見えるのでしょうか・・・。
雪が周囲の音を吸収してくれたこともあって、都会のど真ん中とは思えないほど、車の音すら拾わなかったのは不幸中の幸い。
ただ、やはりエアコンでも、空気が動くと、音がノイズとして録音されてしまうので、録音中は回せない。つまり録音中は冷えるに任せたまま、約一時間ごとの休憩時間に、暖房機をフル回転して部屋をあっためる、の繰り返し。
そのため女声は、まるで化粧回しのごとく揃って腰巻を着用。なにやら横文字だらけの下着もギョウサン装着していたらしいが、男性の俺に説明されても、よくわかりませんでした。
終いには、
だんちゃん、猫のようにストーブの前にしゃがんだまま動きません。
まほちゃんは目が、ややウツロだったり。
「寝るな〜、寝たら死ぬぞ〜」(by八甲田山
そんな思いっきりユルんでいる録音現場の情景を、潤哉さんが写真に撮ってくれたはずなので、そのうち機会があれば、どこかに公開してくれることでしょう。