店側の意向が空回りしているのか、こちらが期待に応えられていないのか、とにかく月曜の夜という時間帯と、銀座という土地柄を考えあわせると、どうも企画自体がちょっと、現状とズレているような気もする。
先ほど周囲を歩いた感じで、どうやら喫茶店らしきものが見当たらないことを考えあわせるとこの店はむしろ、地元勤務の方々にとってはちょっとした打ち合わせなどに使うには絶好のロケーション。とすれば、窓の外から実演風景が見えれば、そういう客の足は当然、遠のくものと推察される(途中で申し訳なさそうに出て行かれた男性も連れはなく、偶然居合わせたものと思われるし)。
まぁ、たった一度こういうことがあったからといってすぐ諦めるのもどうかと思うので、個人的にはもう少し模様眺めを決め込む、つもり(こんな状況が続くとして、別に何かの修行とかスキルとかにはなりそうもないので、いずれダメとなればダメだが)。

ともあれ魅力的なロケーションであることには、こちらとて変わりないわけで。
期せずして今回試すこととなった、生声での会場の鳴りだとか、なにより仕事帰りに立ち寄ってもらえる交通至便なこのロケーションとか、○○駅前銀座とか戸越銀座とかではなく「本家」銀座、ど真ん中の雰囲気とか。
ノルマやミュージックチャージがない、ということを少し、楽観しすぎていたか。
実情が見えないなか、店側に妙に遠慮したり、銀座という語感にちょっとビビッてたりしたせいもあるが、こちら側が、メインのライブハウスと同等な場(しかもノルマ・ミュージックチャージなしの!)として活用していけばいいだけの話ではある。そうなると月曜夜という時間設定が、現状では最大のネックだな。
銀座も二度目ともなると、ちょっとは目が慣れました。意外と俺みたいな田舎モンも歩いてます。
・・・いずれにしてもレパに幅のあるバンドでよかったよ、つくづく。
以前のヤロバンだったら間違いなく、開演前玉砕を選択していただろう(それ以前にハナシが来ないだろ〜が)。