101回目じゃ、プロポーズ?

会場には、まだ18時前だというのに既にお客様が。
ご歓談中をお騒がせするのも申し訳なく、なんとなくこそっと、PAチェックを済ませる。
いつものようにステージ上の音は“?”なのだが、リードの曲で少し前に出ると、抜けのよい聞きやすい音が鳴っているので、客席ではそれなりにいい音がするのだろう。それにしても今夜は、少し音量が大きすぎたかもしれない。本番の「魔法の黄色い靴」では、自分の声があんまり際立って聞こえたので、思わずマイクを口元から離しがちに。いっそ生声だとしても、聞こえないということもないだろうし。
今回も客席にお誕生日の方がいらっしゃったので、“ハッピー・バースディ”を生声で。今夜はペンギンの「誕生日」でもあったわけで。それにしても毎回、この場所での本番に誕生日の方が居合わせていらっしゃるというのは、偶然とはいえ、なんだかありがたいやらめでたいやら。
先ほど「暗闘」した結果とはいえ、「青春の影」もセットリストに入っており、なんだ結構重かったじゃん(敗北?)。
潤哉さんがMCで俺を評して、「唄をくどく道具に使わないから云々・・・」とおっしゃられた(^^; ので、「101ステージ目で(バンド)解散にしたいわけね」と毒づいてみる・・・あのさ、どういうキャラ・イメージなのさ俺。どうも想像できないのだが、枕元で歌えってことかいな。かなりウルサいと思うぞ俺の声は。っていうか枕元にご同伴できるようならもう、あえてくどく必要性もないじゃん。たったひとりのために歌えっていうなら、あるよ、ある。それもごく最近・・・先日、あべたかのために銀座で歌ったばかりだ(おえ)。


まぁちょっと待て、俺。先走りは危険だぞ。
先ほど偶然開いてみた、MSNの星占い「蠍座」から(↓)。

今月は、普段は魅力を感じない異性に惹かれたり、驚くような過激なアプローチに出るなど、どうも勢いが先走りがちです。この時期、異性関係をスピーディに進展させようとするのはマイナス。長い片想いをしている場合も、好きな相手が本質的に合っているかどうか、あるいは、合わないタイプの人でもそれを乗り越えていける愛情があるかどうかを見極める必要があります。精神的に安らげない相手とは、スキンシップが持てないことがわかる場合もありそうです。

・・・妄想が、あらぬ方向に向きかけたので、この話ここらで。


それにしても今夜の客席は、独身女性の割合が高かったらしく、同じくじっと聞き入ってくれた横浜常連組の方々といい、終ってみればなんだか視線恐怖になりそなステージでした(^^; (いつも、ありがとうございますです)
本番慣れの症状は、今夜のように長いステージでも、銀座のように短一発、というステージでも、ちゃんと疲労度の帳尻が合うような体質になってしまったらしい。長くても短くても、終わりにはちゃんと同じように疲れていて、同じようにビールがうまい・・・。