一連の流れが始まっちまえばこのように、今回も幕間で客席に顔を出す余裕もなくて、さすがにカラダは慣れたのか、疲れ方はそれほどではなかったものの、なんだか最近、こういう流れ作業的になってる本番で、ともすると達成感が希薄になっている自分にはっとすることがある。
こういう課題山積のような状況でも、バンド全体としてある程度、安定した演奏はできるようになった、とはいえるけど。
それがよいことなのか悪いことなのかは、俺の判断の外だ。
かといって、例えば一年に一回のライブのために、全力を挙げて準備をしてるの図、という気張ったスタンスの自分も、いまさらながらに想像できないしなぁ。
だからね、なんだか自分が何をどうしたいのかわからんのよ。
ただ、流されているだけってことだね、今んとこ。
ま、そのうち何か、見つかるでしょ。自分なりに(そんなに深刻に、考えているわけでもない)。
いずれにしてもここ当分、阿仁の唄が聞けるのは、PFだけ(絶滅危惧種)だということで(^^;それほどの価値があるもんでもないですが…
音楽表現以外の諸々雑事を背負い込む余裕は、今の俺にはないのよ。

悪天候に加えて、元々お食事が目的の一般客ばかりだったので、客席のハケも早く、終演後の顔見知りの方々との談笑も、人数が少なかった分、いつもよりは充実? あっという間という感じ。どこからともなく綾小路のまろ様まで登場(?)したりと、酔っ払いの話題はいつも縦横無尽。
23:00にお店を出れば、余裕で帰宅、と事前に調べておいたのだが、今後の方針などバンド打ち合わせが済む頃には、お客さんは誰も残っていない。自分たちが店を出たときですら、まだ23:00を回っていないかった。