平日のペンギン練・・・後

実に久しぶりに、練習後のたばこ。
実はくんくんし〜らやでも、吸い損なっていた。相変わらず、我慢している、吸いたくてたまらないとかいった依存性はない。忘れていれば、吸わないでいられるといった程度。
メンバーも俺の扱いにはすっかり慣れたもの。互いに手を振って別れるスタジオ前・・・自分が吸うくせに、歩きたばこだけは相変わらず、したくないのだった。ワガママ。
街灯下にある、近隣商店から出されたゴミ袋にうずもれたベンチ(と灰皿)で、一本取りだす。
平日練習は、楽しければ楽しかっただけ、翌日の仕事のことを思って、すっかり厭世観
いつのころからか、夜の通りに出てくるようになった、同じビルのマッサージ店、呼び込みの女性は中国人? 立ち上る煙とともに、ぼーっと眺めてる。現代版マッチ売りの少女、といった趣。
去年の冬と、何か変わったんだろうか。
今年ももうあと、わずか4ヶ月ちょいで、例の鬱々たる年末シーズンがやってくるよ。
なんでまだこのクソ暑いのに、不意にそんなことを、と我ながら思うわけだが。
夏休みからお盆休みにかけての、朝の通勤が妙に楽(学生がいないのね)なことや、街のどこか寂寞としたとこが、冬のあの時期を連想させたらしい。
こっちは木曜日のお話でした。
全く、浮いたハナシのひとつでもなきゃ、仕事なんかやってらんないよな、この暑さ。
「ねぇ、あたしのことどれくらい、好き?」(←アホ!)