ドリプラ着 10:37


テレビの収録まで入っているようで、改めてイベントの大きさに・・・胃が、痛い(緊張のせいではなく、理由は後日・・・早く終わってしまえ10月)。
建物を回りこんで、特設ステージのある海側に出ると、遠海をそれていったはずの台風14号の余波で、ものすごい強風。スタッフは設営、準備に余念がない。

まだ11:00から開演予定の演奏は始まっていなかったが、MATRIXのみなさんはテーブルに酒肴を着々と取り揃えつつ、こっちも準備中、すでに、ウタゲ開始待ちモード。正しい「おまつり」の、楽しみ方だ。その周りには顔見知りのアカペラーの方々が三々五々集っている。背景が一面の青空に海、ということもあって、なんだか洋画の一場面によくある、野外パーティの場面を見ているようで、妙にサマになってました。
メンバーからメールが飛び交いはじめ、間もなく現着、という車組2台。ナカチョにはもちろん今回の顛末を、まず平謝り。
簡単に声出しを、ということで、強風の中、シーバス乗り場のある広場の方へ移動。まほちゃん&かなちゃんなら、ステージから飛んでしまいそうな強風だ、といっていたら、柱の影に荷物でおさえてあったはずの楽譜束が宙を舞うほど・・・結構シャレになんない、かも。
カラダを起すことももちろんだが、担当することになった本演奏前の、「ハーモニー紹介」部分の打ち合わせを念入りに。急遽ナカチョにアレンジしてもらった前奏(リズム違い)2パターンと、元唄をひとパートずつバラして聞かせるという常套手段を両方やろうとすると、どうしても既定の5分じゃ収まりそうにない内容。結局、ひとりずつ歌うのをやめて、1パートずつ順番に重ねていくことにして時間短縮、新たに入ってくるパートは強調して歌うことを決める。普段と違うことをするのって、なんだか緊張するナァやっぱ。
諸般の事情からリーダー不在、今回の臨時メンバーでの出演となった。普段別に、役割分担をしているわけでもないのだが、段取り名人のリーダーが来ないと、ピッチパイプがないっ! ということに気づいて、昨夜荷物の中に放り込んだ、まではよかった・・・久しぶりに吹いたら、よりによって”B♭"が「ぴょ〜」と一度鳴ったきり、その後はどんなに吹いても鳴らなくなってしまった。「嫌がらせ? 嫌がらせなのか?」違うってば!! ・・・随分長いこと、使ってなかったからなぁ。たまたま持参していたかなちゃんに、"B♭"専任(!)をお願いする(なんか変?)。
話ついででなんだけど本番が終わった後、もちろん今回の編成での演奏は好評だったんだけど、一度でもペンギンの演奏を聴いてくださったことのある方々からは、異口同音に「やっぱりだんちゃんの声が聞こえてこないと、ペンギンじゃないねぇ」といっていただいた。

風上から聞きなれたパワフルな音がするなと見やると、もうMATRIXが唄っているではないか。慌ててステージに戻って、(俺は)カメラ、カメラ・・・あ〜あ、新曲、聴きそびれた。
この1部のトリは、Cubixさんでした。この風でちょっと、動きにくそうだな。客席はすでに、ノリノリ。東京と変わらないステージ光景だ。
客席では名古屋から花村さんも合流して、久しぶりにおながさん、マモルくんの顔も見える。またこういう場所で出会えて、なんだか嬉しい。
ちなみに、

ステージの後ろから見る客席は、こんな感じでした(画像はClearanceさんの演奏中。ウチの演奏が、こんなに盛り上がるわけないでしょ)。
そのステージの背面になる海は、おだやかとはいえないものの、一面晴天の、青。