そんなわけでようやく、アルカフェの客になれた夜。

事前予約をしたとはいえ、今回も毎度のきまぐれ単身行動。
雨の中、ほぼ時間通りに着いた店の客席は、今夜初出演のアカペラ・バンド、「甘酢生姜」さんの関係者一色。どう見ても多勢に無勢なので、かねてより居心地よさそうでチェックしておいた「お座敷」の、ステージ寄り奥に、出演者の荷物に埋もれてあぐら座。「もう身動きする気ないもんね、ワシ」モードで、珍しく杯を重ねたため、翌日は久しぶりに頭痛を抱えてのカメラ道中となった(この件、後日詳述)。
お客さんが入っている状態で見せてもらうのも当然ながら今日が始めてだが、なるほどこういう風に腰掛けちゃうんだなお客さんは。とりわけ季節柄か、靴を脱ぐのが大ごとな女性(ブーツとか)が、座敷には上がらずに通路と座敷の段差に腰掛けるわけか。
こりゃサーブする側のだんちゃんも大変だなぁ。
日ごろから知ってる俺には、あれが本人のいつものペースなんだとわかるが、気弱なお客さんの中にはあのテンポで動き回られると「忙しいところ、悪いな」と、声を掛けづらく思われることもあるんではないかな。俺もソトでは基本的に気弱な人間なので、ちょっと気になった。サービス業って、難しい・・・*1
ステージ下手には、ちょっとした荷物スペースが見えるのだが・・・と思っていたら、embraceの本番時に、にょっきりウッドベースがココから出現、ナルホド。ただでさえ長身の平井さんのお顔ともども、ステージの鴨居後ろになってしまい見えなかったり・・・(^^;
店に着いたときはまだ、「甘酢生姜」さんたちが音出しをしていたので、一番後ろでスピーカからの音も聞かせてもらったが、音のまわりは席によらず均一。今夜のような満席状態の入りにも、そんなに影響されるように感じられなかったので、聞き心地のいい場所は店内至るところにありそうだ。

*1:まだ試験営業中ということなので、ちょっと辛口コメント