25日、ひとりだち。

まだ胃の下が落ち着かない感じ。
ソロ・コンサート、ほうほうの体でなんとか、終了しました。
っつーか楽譜なんてこの期に及んで目に入らんもんだな、やっぱり。気休めにもならなかった。
●迷いに迷った末の、演目

  • Moonlight in Vermont(ピアノのみ)
  • Your Eyes(山下達郎
  • 中央線(Boom⇒矢野顕子バージョン)
  • White Christmas(山下達郎⇒ひとり多重録音のカラオケ・アカペラ)

鍵開け時間に出勤したので、カラオケの音量バランスなど、朝イチでリハしてみたが・・・なんとラジカセがCD-Rを読みこんでくれない、大誤算・・・。
仕方ないので、録音に向けるはずだったMDを再生に回し、事務所からアンプ内蔵スピーカを持ち込む。MDに同じ音源、落とし込んできておいてよかった。スピーカの音質としてはやや落ちるが、仕方ないか。
結果的に、録音はしなくて正解、だったかもなぁ。
最悪だったのは「中央線」で、やはり一筋縄ではいかない。途中で指を置いた場所が一音分ずれたら、その後数小節間まるまる、ずれたままだったりして・・・演奏を止めるほどにはならなかったのが、不幸中の幸いか。「なにせ中央線ですから(よく止まる)」、という数年前も使った苦渋の冗談を、今回は使わずに済んだものの・・・。

意外とみなさん、俺がピアノを弾いている時間帯に部屋の外を通りかかったことがないらしく、俺がピアノを(遊びで)弾くことすら知らなかった方もいて、改めてびっくりされる。
たまたまお子さん連れでいらしたスタッフの方もいて、みんなで歌える曲や、子ども向けのクリスマス・ソングなんかも、仕込んでおけばよかったかなぁ(そんな気持ち的余裕は、全く・・・)。
事務所の同僚からは、演奏内容とともに進行の手際のよさを褒められた。仰々しくしないために、あまたライブハウス(楽屋すらないことが多い)での経験が、こういうときの自分の立ち居振る舞いを具体的にイメージにしやすかったりする。というか、ここはなんとしても客席ペースではなく、自分のペースにもっていかなければ、で脳ミソ総動員、だったのだ。これがうまくいかないと、もっと演奏が破綻していただろう、多分。