23日(荻窪・アルカフェ)

セッティングと簡単な音だし(声出しは充分なので)。店内にいても役にたたないオトコ(これは俺)は、荻窪駅前のビルディへ。気付けばクリスマスの前々夜に、オトコばかり3人でファミレス、という光景、すごいだろ(一生忘れられんわ(^^;)。

アルカフェのステージ上、先日の出演では、すぐ後ろで歌っていたのにも関わらず生声が聞こえてこないほど、ゆたかさんが不調だったせいか歌いづらかったものだが、今日はしっかり生声が聞こえてきていて、後列で歌っていても全然苦にならなかった。
演目は子ども向けの先刻とはうって変わって、ペンギンのテーマ曲に始まり、前後冬向けの曲に、耳慣れたラブソングが挟まっているという構成。
ここは当然、店主がMCということで、メンバーにとっても6月の5周年記念ライブ以来の、新鮮なステージになった(^^; とにかく何(話題)が誰に飛んでくるか、わからない、という・・・ようやく我々メンバーにはおなじみの、リーダー本来のキャラが(ステージ上に)出てきたか。
あ、昼の青山では胸につけていた、だんちゃんお手製のクリスマス・コサージュ(?)とサンタ帽、つけるの忘れてたね。
続くTanto Gutsは、いつもながらの爆笑MCにも関わらず、演奏には円熟み、というかアダルトな雰囲気が漂っていて、カウンター横で聞いていて、思わずバーボンを注文したくなっちゃうようだった(アダルトのイメージが貧困なワタシ)。特にペンギンで歌わせていただいている「天使の絵の具」、同じ飯塚さんの手によるアレンジでの変わり様には、思わず唸ってしまった。なんかすごいバンドと、京都を一緒に回ったのだなぁ、と今更ながら。もう一昨年のことですが。
最後に1曲、ウクレレ・ユニット「ノミの心ぞう」から英さんに加わってもらい、ウクレレ伴奏による全員合唱。
思い思いに演奏を楽しんでいる、暖かいお客さんの視線に見守られて、とっても幸せな気分になった夜だった。
すべてのステージが終わった後、Tanto Gutsの演奏が始まる前に駅のコインロッカーに取りにいっていたスネアを、ここぞとばかりに取り出す。
新品のスネアは、コーテッドのヘッドがまだ硬くて、やはりブラシのすべりが悪い。余分な音が入るし、何度もリムにブラシの柄がぶつかる。
今夜の客席には、俺がドラム(もどき)を叩いているバンドのメンバーも二人ともいたので、せっかくだからと無理やりピアノとベースを弾かせてみたが、さすがに長いこと練習してなかったので、残念ながら演奏の体をなさなかった。
そのうち、先日と同じように「ノミの心ぞう」さんたちとのセッション。少なくともコレだけは見てもらいたかったのよ、(楽器バンドの)メンバーに。楽譜のない演奏の楽しさ。
それでも俺個人的に、この間のような無心にはなれなかったのは、これが来年早々の本番(ドラムで参加?)の打ち合わせを兼ねているんじゃないか、という緊張感による。帰宅しても、カラダを楽器演奏で十分動かしたはずなのに、胃の痛みがなかなかとれなかった。
0時前に中央線で車中のヒトとなる。年内のバンド営業、終了。ウチアゲ、というのにはちょっと慌しかったな。