続いて池袋

へ向かうべく、市三坂を下って六本木一丁目駅へ。
チャイルドライン支援センター主催の絵馬展が今日から(28日まで)。東京芸術劇場
高所恐怖症の俺には困ったもんで、ここのエスカレータ、上がった先は5階だそうな。これは汎用性のある乗り物とはいえないだろ。車イスの人が気軽に利用できるとも思えんが。
どっちかとゆーと(俺にとっては)絶叫マシンに近い。
ここでけつまずいちゃったら、とか、急に故障停止したら、とか、前のヒトがこけたら、とかうっかりモノを落としちゃったら、とか段々こころ細くなるのに十分な時間、ベルトにしがみつくようにして登ったら、なんと会場は地下1階でした・・・下りはエレベータ使おっと。
懐かしい、というにはついこの間まで一緒の建物内で働いていた方々と、近況報告などご挨拶。また集まりたいのはやまやまだが、音頭とってくれるヒトがいないことには・・・という異口同音なおことばには、耳が痛い。
俺はいつでも、ココ(丹田四条)にいますが。
肝心の絵馬は、出展する側の著名人たちが開催趣旨を理解していくのと相応して、ややおとなしくなってきたような気がした・・・絵馬、という枠をはみ出すような荒削りな作品が、全体として減ったような気がする。
ただ、絵馬に刻まれたそれぞれの思い、ことばは一見、子ども達に向けられているようでいて、オトナが自らの半生から、自らにいい聞かせているように思えて、それぞれに感慨深い。ことばにする、ということ自体が、具体的アクションの最初の段階であり、やっぱりそこからしか、モノゴトははじまらないだろう。
やはり代表である牟田悌三さん(俳優)の絵馬に、一番力を感じた。絵を描くものである絵馬を、彫刻刀で彫ってしまう、というアイデアもさることながら、一刀一刀、どんな思いが込められているのか、見ているこっちの内面で想像が膨らむ。

せっかく池袋まで来たので、久しぶりにイシバシ楽器を覗いて見る。
実はさすがにMD-8の重さに辟易したので、次世代の録音機を物色し始めている。ところが10インチのハイハットが現品値引きで売りに出ており、「そーとー興味深い」(今日のところは振り逃げ日記)。