人心地ついたところで、丁度FAKE6さんが歌い始める時間。アカペラ・バンドの演奏会場である、マーブルロードおおまち「空中ステージ」でしょーこさんと合流。進行が少し遅れていたのが幸いして、最初から聞くことができた、大盛り上がり。名前からおぼろげに想像されるように、ステージはなんと、写真のようにアーケード上空！ しかも仙台のこの辺りのアーケードはどこも、幅もゆったりしてるが、屋根の高さも吉祥寺サンロードの比じゃない。実際、毎年高所恐怖症のメンバーを擁するアカペラ・バンドが出演キャンセルする前例があるとかないとか･･･ペンギンで応募してなくてよかったよかった（高所恐怖症･･･ペンギンは飛ばないんだってばっ）。
▲個人的には、右手のポスターもかなり気になる。
ステージ背面には（日よけ？）パネルを背負っているとはいえ、照明とガラスハウス状態でかなり暑いらしい。が、Tanto Gutsの、4声とは思えないいつもの厚いハーモニーが鳴り出すと、これがなんだか神々しい雰囲気に。天井から音の塊が降ってくる（スピーカは地上にあるのだが）。アーケード内の音の回りこみだけでも、歌う側にしてみれば相当難しい環境だが、ステージ上はさらにモニター環境が難しいのだろうなぁ、という数箇所のハモりも、難なく修正していく様子は、メンバーの高い経験値。まだ酒が入っていないのに、なんだか音に酔ってぼーっとしているうちに、終演。彼らがこのステージ、トリでした。
