ダメ、もう一滴も飲めません。

部屋で自分で淹れた、目覚めのコーヒーのまずいこと。
チェックアウトを済ませ、朝食も摂らず最初にすることといったら今年も、笹かまぼこ焼き。電熱器で笹かまをあぶる、四十男ふたりの図。

それから喫茶店でモーニング、といくわけだが、その前に英さんは恒例の「狩」(世間的にいうUFOキャッチャー)。今年はカピバラさんではなく、豆しば・・・というものらしい。こいつら。

今日はついさっき、かまぼこを焼きつつ3人で合意したプラン、レンタカーで牡鹿半島の東端を目指そう、という意味のあるんだかないんだかツアー・・・要は楽しけりゃ、なんでもいいのよ。
曇り一色の仙台市街を高速道路で出たら、一変、積乱雲沸き立つ一面の快晴、夏景色のドライブ。
途中、道の駅「上品」に立ち寄る。写真の看板の下には、おばけかぼちゃがごろごろ。少し戯れてみた。お日様の下、芝生の感触が心地よかった。

牡鹿コバルトライン。車内では「水●ど●でしょう」よろしく、免許持ってないヤツ(俺)が一番、態度でっかく、あれやこれやと口を挟んでたりする。
遅い昼食を物色するために、車を止める場所をさがしてうろうろ、鮎川港。
観光船の呼び込みか、しつこいくらい「金華山、行くかね?」「金華山、行かないんかね?」・・・謎のことば。やはり観光ガイドくらいは読んでからくるべきだったんだろう。

刺身のうまい店で、クジラなんぞも食する。鮎川港はクジラ漁の基地だったらしい。

というわけで無事、岬の東端に到着。
英さんが持参したウクレレを弾く間もなく、すぐ雨雲が追いかけてきていて、車に戻った途端に、土砂降り・・・。

仙台駅に戻ると、昨年同様土産モノ屋物色タイム。
時間から割り出した帰りの列車を決め、待ち合わせ場所を決めて、三人三様に走り回る。駅弁とビールも買い足し。