制作日記(6)

M1.最後にかけこみのように録音した歌入れの、特に後半部分がやっぱり気にかかっていて、スタジオが予約できた勢いで録音しなおした・・・ってちっとも11月1日リリースになっていないあたりが・・・。
半月も迷っていたのは曲のキーで、あげく半音下げた・・・バック・トラックはこの曲だけシーケンサだったので、いざやるとなったらとってもラク
とはいえスタジオ入り前の午前中に、二日酔いと寝不足で作っていたら、手作業で切り替えていたパーカッション・パターンを何度も間違え、思いのほか手間取ってしまう(入力しておけばいいだけなんだが)。
スタジオでは、長年歌いなれている曲でもあり、リードをさっくり3テイクほどとったところで、後はつなぎ(結局つながなかったが)でなんとかなりそうだな、とあっさり終了。この半音の違いは、やはりでかかったか。
スタジオで時間があまったので、ついでに曲想に対して実直すぎて気に入らなかったM3.のリードの、主にサビ部分でファルセットを使う歌い方に変えて、録り直してみた。

帰宅後、一気にトラックダウンとマスタリング作業。
たいして手間をかけたわけじゃないが。
デジタル環境に切り替わってからというもの、素材さえ仕上がってしまえばその後作業は、本当に楽になった。
なんつっても、埃まみれの機材を掘り出してきて、結線する必要が極端に減った(常設じゃないので、これだけでも結構な手間)。
自身のデモ音源、という位置づけとともに、この機材の使用感デモ(使いこなし)、という意味合いもやや意識してみたので、それにつけてもチープな内蔵エフェクタの音はなんとかなんないかな、と思うが・・・そういうわけで今回は我慢。
ヘッドフォンでやってたら、さすがにリバーブが浅すぎちゃったみたいで、数日後にスピーカでちゃんと聞いてみたら・・・ほぼすっ通しじゃんか、コレ!(後悔先に立たず)
因みにパソコン・ドライブで聞いていたら、盤面の印字が猛烈な熱と遠心力で、流れてしまった。やっぱ駄目だったか(盤面印刷できるプリンタじゃなかったもんで)。