世界のビールを賞味しつつ

数年前の「前回」は、全員でたどり着けなかったこともあり(!)、本番演奏部分の記憶が全くぶっとんでるという、それはそれで稀有な(二度と経験したくはないが)経験だったこのあこがれの場所で、新たにバンドを立ち上げてからこんなにも早く、その夢をかなえさせてもらった、tanto gutsのみなさまに感謝。
おいしいビールと食事に訪れるお客さんがみな、(今回出演者側だった俺がいうのも大変僭越だが)オトナの鑑賞に堪えうる音楽を楽しんでいただける方たちばかりで。
何よりこうして、これ以上ない楽しかった経験として自身の記憶に残る演奏ができたこと。
そんな嬉しさ、あったかい気持ちをいっぱいに抱えたままで、帰れるかってーの。今夜飲まないで、いつ飲むのさ。一年でたったの一度くらいは、無茶もしようってもんだ(・・・明日の仕事のことは考えまい)。というわけで久しぶりに、学生時代に戻れたような飲み方。
一歩店を出た外は、寒風ふきすさぶ不景気な夜の街、かもしれないけれど、ここでこうして仲間と音楽を楽しめる、続けられている奇蹟、を思ってしまう。いったいどれくらいの確率の上に成立してるものなんだろう。

終電もとっくに終わり、日付も変わって、もはやクリスマスとは何のカンケーもなくなってますが。
同方向の数人でタクシー帰宅、の2時半、自宅で死に寝。