サンバ・ワークショップ

「アカペラ本舗」主宰者としても有名、いつのまにか長いおつきあいをさせていただいているナカチョの音楽事務所、HBM主催。
http://hearts-beat-music.com/index.html
(ホームページには、ワークショップ関連の告知等は見当たらないので、気になる方は直接お問い合わせを)

前回もお誘いいただいていたのだが、残念ながら都合が合わず。次の機会を密かに狙っていたところ今回、前に参加していた真司さん経由で情報をいただいたので、参加させてもらうことができた。
なにしろブラジルの打楽器、種類が多く、最初はそれこそ恐る恐るだったのだが、打楽器のみのセッションは、敷居が低いのがいい。「入り口」段階では、叩けば誰でも音が出せる。叩く場所を間違えると音程が…なんていう心配がない。もちろん本格的にハマると、それはそれで大変なわけで、そもそもバンデイロなど習得自体が高度な楽器もあるけれど。そんな個人的にはちょっと躊躇してしまう打楽器にも、自由に触れさせてもらうことができる。
気がつけば全員が、日ごろ叩くことができないようなフル音量で叩いてて、それだけでも日ごろのストレス解消に、なんだか気分爽快。
始まって20分もすると、もう頭の中がリズム脳。
正確に叩くだけでなく、同じパターンの繰り返しの中にも縮んだり伸びたりする「人間的」なものに内在する、ノリのようなものがわかってきた気がする。
今回は小規模開催だったが、遠路はるばる駆けつけたアカペラ仲間とまたまた偶然遭遇したりして、お互いびっくりした。
以後、一日中アタマの中でサンバのリズムがなりっぱなしになる。
こんなのどっかの映画で見たな、と思ったら、伊丹十三監督の「マルサの女2」だったか。