うちあげー♪

一次会の「あるぽらん'89」さんではこの七夕まつりの最中、開店時間より少し早く用意していただき、スムースに移動できた。
メイン会場と違い七夕の飾りはほとんどないが、この狭い露地いっぱいに各店が出店を出していたり、こっちがメインかという、結構な賑わい。阿波踊りの一団が踊りながら通っていったり・・・。
街中がそんな状態だったので、ゲストで演奏していただいたギターのDANさんと3曲ほどセッションさせていただいた・・・アカペラの本番なのに、何でこんなに荷物が多かったんだろ俺・・・というわけ(もっとも例によって10"スネアとスプラッシュシンバルのみ、だったが)。
俺寄としても、一曲歌わせていただいた。

思い返せば、別に最初から考えていたわけじゃないんだが、全てこのバンドとしての経験は、ココに至るバンド成長体験の共有、というものだった。かなり駆け足ではあったけど。
途中、順番に体調崩したり、仕事との兼ね合いで練習時間が十分に取れなかったり。
数々の本番も、そんな失敗体験も、成功体験も。
人も、タイミングも、思えば不思議な、めぐりあわせだったなと思う。
いくら気が合う4人とはいっても、そこは違って当たり前なはずなんだが、そこを大前提に本番を数度経験してきて、それぞれがそれぞれのことばで表現してきた感想が、バンドの経験として共有されてきたのが、今日まで良好な活動を続けてこられた最大の理由、な気がする。
ちょっと、哲学っぽすぎか。

企画段階ではまぁ、アカペラのゲストバンドをお願いして、俺たちも30〜40分も歌えればいいよな、くらいの話だったはずなのだが。音楽の話を一切しないで練習後に飲んでいるうちに(^^;、アカペラ・バンドにタイバンをお願いできる時期はとうに過ぎてしまった。アカペラは、メンバー全員が揃わないと演奏が難しいのだ。
それからは歌える曲の、かき集め。いや、すごい勢いでまたカタチにしてしまったもんだが。本番でも譜面見るか、といってた割には2曲だけだけど譜面見てたの、「え、俺だけ?」だったし。
このような経緯から総力戦になっちゃったので、アンコール曲の用意をする余裕すらなかった。
頭もカラダも猛烈疲れたけど、また練習回数も内容も、決して十分とはいえかなったかも知れないけれど、この間「一生懸命」音楽で遊んだ日々だった。

そしてまたしばらくは、メンバーそれぞれの音楽シーンへ戻っていくのでした。
今回の経験で、そちらの活動にもフィードバックできるものがたくさんあればいいなぁ、と思う。

・・・したたか酔った二次会。
ここまでくるとやや自棄酒な感じもありつつ、なんかされるがままに伸びていて、ただただうめいていた、ような気が・・・。