どこからともなく

演奏後は真司さんが、どこからともなく、全員分のビールをさくっと買ってきた(いったいどこから?)。
実は直後のバンド、にのみさん所属のUp&Upさん。
その、にのみさんの声の印象がすっかり変わっていて、びっくり。毎回こうしてお会いするたびに、いい意味で期待を裏切られる。
最初に花村(というアカペラバンド)でにのみさんの声を拝聴したときは、「マイクのりのいい声」ってこういうものなんだろうか、と俺なりのヒントを、同じテナーの彼からもらった。以来、リードとコーラスで使い分ける今の俺のスタンスの元になってきた。
その俺の印象にのこっているにのみさんの声とはまた全く違った、つやっぽい声になっていた。バンドのメンバーが違えばまた、引き出しをかえてくる。
これは今回、特筆に価するだろう(俺の中で勝手に)。
FANの終りまで会場で楽しんで、撤収で忙しいであろう主催者に慌しくご挨拶してから、名駅へ。
せっかくだから、とここでメンバー全員、軽く打ちあがる。駅ナカの、六行亭。
「おつまみセット」というビールか日本酒か選べて、小皿に載ったツマミが全員のツボで、結局人数分になるルーチン・オーダー。
しまいにはメニューにない(店頭で売っている)名古屋こーちんを出せ、といいだす始末な俺たち(FUNEの交渉力が、炸裂)。
20時前には駅に戻り、それぞれに予約した新幹線へ散っていった。復路もバラバラ・・・。