11:45 ミヤ・ジャズイン2011

前のバンドから、曇天にも関わらずかなりの方たちが足を止めてくださっていた。我々の演奏が始まると、パイプ椅子席が満席になったようだった。
とにかく音が流れていると、人は足を止めてくれるが、さりとてあまりに大音響だと近寄り難い、ということもあるのかも知れない、屋外イベント。
ということで、リハ中でも楽器音を出し続けているというのは結構、人寄せ効果があるんじゃないかと、PA調整の邪魔にならない程度に、真司さんと俺で音出し続けてみた。
客層も、先ほどまではコアな音楽好きの(というか競馬新聞が似合いそうな)オッサンばかりが目に付いたのだが、我々の場合はこれにファミリー、若者が加わる傾向のようで。
あまり一般的なものがない中、今日はできるだけウケのよい曲ばかり、揃えてみた効果も、あったかも。

実は自宅に、かねて懸案の「消音ドラム」といえる練習用セットを、個別にミュート方法を試行錯誤しながら設置することができ、今週になってようやく3日程、平日夜にもかかわらず1時間くらいずつ、叩くことができた。
これを機に、カラダ全体の動きを見直したい目論みもあったので、初心に返って8ビートを含む基本パターンをさらっている。
こんなもんで前回の本番演奏から急速にうまくなるわけも、もちろんないのだが、やることやってみた、という安堵感からか、やや落ち着いた気持ちの本番になった。
音量についても、できるだけ決然と、引かなくなったし。
とはいえ、ミスショットもソロの瓦解も、相変わらず健在(?)だった、あぁ・・・。

そうそう、ステージ備え付けのシンバル一式は、ロゴを見るにAジルのカスタムだったみたい。程よく使い込まれており、このままで十分いい音だったので持参のシンバルに交換しなかった。キックペダルも組み立ててはみたが、同じパールのだったので、こちらも結局使わずじまい。