再び本厚木・「匠」へ

ちょっとした記念日気分に最適なお店、ということで、カノジョの誕生日祝いに、今回は事前予約しての訪問。
例によって遠いのがなんとも、だが。
偶然にも「快速急行」なんてーのに乗れてしまった小田急線。経堂、成城学園前、登戸、向ヶ丘遊園と、見慣れた駅名を気持ちいいくらい通過・・・しているうちに着いた。意外と近い?
店構えは、さすがに前回訪問時よりも大分、入りやすい感じにカスタマイズ。
そういえば気のせいか、お店の中も以前よりちょっと明るくなった気がした。

店内に入るとアルバイトの女性がいて、こっちがちょっと面食らったりしたが、二度目の訪問ということもあり、すぐに居心地よくなり、昔に戻ってお互いの近況の話も落ち着いてできた。

マスターは、マグネシウムかなんかのキャンドルで「記念日」を歓迎してくれて、消灯したお店の中で、不思議な青白い炎がきれい。

食事はリストに従って一品ずつ出してくれたが、途中で「今日はいい食材がなかったから、これ変更」と、今回もまた、彼なりのアドリブが入るところもご愛嬌。
「一国一城の主」はいろいろと大変なようだが、マスターなりにこだわりながらも、いろいろと独自の地域リサーチをしたり、工夫を加えたりしている苦労話を聞かせてもらった。
こういうのは、好きなことを仕事にしているからこそ、なのだろう。うらやまし。
いつになくゆったりと食事をして、お腹も気持ちも、はちきれそうな満足感で一杯。楽しく話し込んでいたら、店に着いたときは丹沢の雪渓がくっきり見えたのに、店を出たらすっかり真っ暗。
今度はいつ来られるだろうか、そう思うとそれなりに奮発もしてみたわけだが。
帰りは駅までのバスが満員で、予想外に疲れたが、駅に着くと丁度ロマンスカーが! 停まるのねココ。
というわけで、新宿まで、わずかながらラクさせてもらいました。快適。
(写真のように、これも偶然、リバイバル塗色車)