さだばぁ〜、ミタカよぉ〜♪

ごくごく一部の方々には、大変ご心配いただいておりましたが、実はわたくし、練習はおろか、スティックすら握れないといった状況でございました。わはは、もう笑っちゃうしかない。
日頃、手のひら側には症状が出ないというのに、指の内側がヒビ割れて固まってしまい、痛くて曲がらなく(もしくは曲がったままに)なっていた。
おまけに仕事に慣れないせいか、「ホントわっかりやすいなぁ自分」と思うのだが、傷もないのに皮膚の薄い膝の裏やら首やらから、汗だけでなく黄色い体液が沁み出てきて、固まれば固まったで丁度合成ゴム系ボンドが固まったような黄色いかさぶたに。これが次から次に沸いて出てくる感じははるか昔、ステロイド剤リバウンドの頃を嫌が応にも思い出して気分がへこむ。

初対面でいきなり外見がこのようにナンなのに、変わらず接してくださる職場の同僚たちは、本当にありがたい。
転校生や新任職員って、退屈な毎日の中のハレの儀式、少女漫画(!)なんかではテッパンな運命の出会い(古っ)の設定・・・だろうが、いきなり真逆な展開、申し訳ないね、こんなキモいオッサンで。
誰あろう俺自身が、一番キモく、脱皮でもできるならしちゃいたいところなんだが。
などという個人的愚痴モードを知ってか知らずか、積極的で、仕事のできる若い女性たちの職場は、明るい。
どうも場違いな感じがしてしまうのは、誰のせいでもない、あくまでも俺自身の問題で。まだこの職場でバリバリ仕事をしている自分、というのがイメージできるほど仕事内容を理解できていない焦り。別に「異分子」がひとり入ってきたくらいでは、揺るがないけどね。
人間は、「開いている」ヒトと、「閉じている」ヒトに分かれる。
福祉の職場の人たちは、それはそれで努力がいることなのかも知れないが、仕事中「開いている」人が多いイメージ。
この、職場全体が「開いている」カンジ、以前どこかで、と思ったら、最初の職場の雰囲気だった。規模は違うが。
対極的に今の俺は、大切な初対面の場面からこっち、外見を中心としたこの症状が足を引っ張っていて、ことごとく後ずさり傾向で、「閉じて」いる。積極的に打ち解けようという前向きな気持ちにはなれず。「皮膚はなくとも、こころは鎧」ってか。
こういうタイミングで、仏頂面の俺と初対面、というのはツイてないとしかいいようがないが、まぁこれも運なんだと諦めてもらうしかないな、と最近は思うようになった。
・・・ようやく、そんな症状も峠は超えたか。
一週間が長ぇ〜なぁ、と思ったら、まだ(日曜に)入居してから、4日しか経ってないじゃん。メシ食って、仕事行って、洗濯して掃除して・・・ヒトとして暮らしていくのに当たり前のことが想定外に、虫の息な毎日・・・。