話は前後するが、当日上京の顛末。

ところが、こういうときに期待を裏切らない中央線。
というわけで以下は愚痴です。読み飛ばしてください。
早朝5時過ぎに三鷹駅で人身事故、だという。
これによる遅れについて、駅や車内のアナウンスで再三「お詫び」されるわけだが、個人的にはこれは不可抗力で、鉄道事業者に責任はないと思う。どちらかというと「謝れ」と詰め寄られたとしたら、そっちの方の感覚がどうかしている。
ただ、地下鉄で中野まで出てきて、まず駅のアナウンスでたった今、快速電車の各駅停車運転が解除になったという。まだ各駅停車(総武線)のダイヤがこれだけ乱れているのにも関わらず。
案の定、快速ホームに行ったら、さっきまでだんご状態で到着していた電車がパタッと来なくなり、「次の快速電車は御茶ノ水駅を出たところです」という。仕方ないので、先ほど一旦乗車したがこの先の各駅に電車が止まっているため止まったままの各駅停車のホームへ踵を返す。
例によって要領を得ない車掌のアナウンスの後、そろそろと動き出し、阿佐ヶ谷まではなんとか辿り着いたところで再び、前の電車が詰まっているために止まってしまった。と、ここで件の、御茶ノ水駅を出たばかりだったはずの快速電車が颯爽と通過・・・。快速の各停運転が解除になっていなければ乗り換えも可能だが、今は通過してしまうこの駅で足止めをくらっても、文字通り手も足も出ない。この間、幾度もバスに乗り換えてしまおうかと考えていた。
次の荻窪駅には快速も止まるので、三たびホームを移動して待つこと数分。ホームのアナウンスでは、「次の快速電車は新宿を出ました」、ということだったが、いい終わらないホーム端に、下り快速電車が進入中・・・各駅で、次の電車がどこを走っているか把握するシステムがないのだろうか。こういった事故に遭遇する頻度もさることながら、改善されていないどころか、乗客とのコミュニケーション能力は年々悪化しているような気もする。どっちの電車が早く着くか、知りたいだけなんだが。
6時前の人身事故で、いかに三鷹に車庫があったからといって、各停・快速ともが8時過ぎにまだこんな運転状況というのは、明らかに「人災」。
この点は誠心誠意、俺に詫びていただきたい。
まさか中央指令の担当者が土日だったので新人だった、なんてことはないと思いたいが。

というわけで、予定よりかなり遅れて実家着。両親との話もそこそこにドラムを荷造り。今日はドラムマットに椅子まで必要。
それでも少し気が楽なのは、このあと純吉さんが、真司さんの車を借り受けて迎えに来てくれる手はずになっていることで。会場、笹塚までの、機材運搬ドライブ。因みに俺は車の免許すら持っていないので、終演後はビール飲む気、満々です。
あまりに天気がよく、甲州街道の並木もいい加減で紅葉していたので何度となく、「このまま海に行っちまおうか」と、勝手に目的地設定を変えたがるナビ役の俺は、終始心許ない限り。