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祝日のニュースっていつも、何であんなにつまらないんだろうか。
祝日だから、事件も事故もお休み、なんだろうかニッポン。
今回も、全国各地の成人式の模様なんて、お役所の催事担当者以外の誰が知りたいんだろうか、と思う。
その多くが「今日から新成人が社会の仲間入りをしました微笑ましいですね」の一本やり論調で、俺としては「公共電波で、時間を割いてまでお知らせいただかなくても知っている」ってなもんだが、多くはないとはいえ高校を卒業するとすぐ社会人になっている人たちも増加してきているし、成人にならなければ社会の一員ではない、というのも妙な理屈だ。中には大卒者よりもはるかに立派に社会の一員として働いている人が、たくさんいる。
一方で、若者の起業やベンチャーを景気浮揚の切り札と持ち上げておきながら、現実には多くの自称「大人」たちが、それに理解を示すことなく、どうせ失敗すると思いこんで協力してくれないのが日本社会の現状だと、若いベンチャー起業家たちが昨夜のNHK討論番組で、異口同音に訴えていた。
自身が成人式に参加できなかった俺としては、こんなことを思うわけだが。
放送も、税金使った式典も、そろそろやめてみてはいかがだろうか。
