今年もひとり、梅林公園

満身創痍な感じではあるが、なんとか繁忙期は乗り切ったようで・・・。
筋肉痛はひどいし、何より今朝はついに、布団を出ることができなかった。
・・・というわけで内緒だが、実は仕事を休んでいる今日。
外に出さずに我慢している感情とか、思いとか。
それが日に日に、鉛のように重く、大きくなって、感情を鈍麻させながら「社会生活」を送ろうとすると、次第に自然な笑顔も出せなくなってくる。
文字通り身動きが取れなくなってきたのは、心の中のこの「鉛塊」のせいかも知れない。
映画や絵画、そして音楽を、貪欲に欲してしまうのもこういうときだ。
外から自分の感情の殻を、破ってほしいのだ。いらないプライドや世間体が、素直な感情を表に出すことを抑えてしまっているから、別の「物語」を借りて、涙にでもして、出し切ってしまいたい。
我ながら自身の内に、まだこんなにも、考えようによっては青臭い、心的エネルギーが残っていることには、正直手を焼いている。本人は老成した、平穏な日々を送ることを望んでいるのだが。

加えて一昨日、職場で「今年の花粉症発症を宣言」するに足る症状がついに来た。
近所の薬局で内服薬を買ったのだが、副作用が怖くて飲めない。休みと決めちゃった今日なら仕事への実害も出ないので、恐る恐るだが明日からの出勤に備えて「ベンチ・テスト」(俺様人体実験)をすることにした。
そうして昼前、ようやく起き出して、やることもないので思い立って梅林公園に足を運んでみた。これはもう完全に、仕事サボりである。
気温が低い日が続いていたせいか花保ちがいいようで、満開にはまだ、早かったか?


去年、市報でみつけたこの小さな梅林。
カノジョと来ようと思っていたのだが、去年のこの時期は、すでに別離寸前の喧嘩状態にあり、結局ひとりで訪れたんだったっけ・・・その直後、実際に別れることになった。
二度目の梅となる今年も、こうしてひとり。ぼうっと花を眺めている。
平日休みに来ると、尚更何か、いろいろ終わった、そんな孤独感がつのる。

できるだけ花満開に見える角度からの写真を。


意外と基地の街、だったりする。


では、また来年。