ピーチク練+俺寄練のダブルヘッダ。

ただでさえ俺寄の10月スケジュールが、なんだかヤケッパチなことになっているのだが、ここへきて諸般の事情により、急遽ピーチ&クッパの練習に参加させてもらうことになった。
俺としてもようやく少し、音楽活動での身動きが取れるくらいには、生活に余裕が出てきた、ということらしい。不安定なのは相変わらずながら。
実に久しぶりのドラム担当で嬉しくて仕方ないのだが、気合ばかりが空回り、すっかり勘所は鈍っているのを自覚してしまった。その上、元々ハードヒッターではないので、ここのところすっかり(ドラミングでなく)仕事でついてしまった筋肉が、却ってスティックを持つと力みの原因のように感じられたりしている。

こちらも久しぶりの、楽譜がないに等しいフリーダムな楽器練習の光景。今回は曲のリズムパターンそのものを変えるほど大胆なアレンジをやっている時間的余裕がないけれど。
何にしても、ドラマーとしてはまだまだ拙い俺が、こうして自由にやらせてもらえるこの場こそが、とてもありがたい。練習での俺は、いろいろと「実験的」なことを繰り返しつつ、徐々に自分の中に本番の演奏イメージを創っていくのだが、何をやらかしてもひとまず「否定」されない、この安心感。その割にはこんなとき、それほどには奇抜なことができない「長男」気質がやや恨めしい。
加えてピーチクへの参加が俺にとって面白いのは、決してマイナーということではないのだが、俺個人なら一生聴かずにいるような曲を、自ら演奏するという一番身近に感じられる方法で知ることができることだ。ももこさんの日本語の曲に対する「幅」がとても広いので、中には想像もしていなかった曲との「出会い」もあったりする。

20分前にはスタジオに着いていたので、持参した練習台を使って待合スペースで素振りをしていた。5分前くらいになって受付のオニイサンに、なんとか入れてもらえないだろうか聞いてみると、意に反して杓子定規なつれない返事。俺が日頃使わせてもらっている同駅反対側のスタジオなら、この程度のことはいつもふたつ返事なのだが。まぁ決まりは決まりだから、そういわれれば大人しく待つしかない。この上、スタジオ内の自販機にカネを落としてやる気もおきず、間がもたないので外の自販機に飲み物を買いに出たところで駆け込んできた真司さんに会った。
後でわかったのだが、この時点で今日のメンバー誰も、会員登録していなかったのだった。
そりゃ仕方ない。勝手に立腹した俺が悪かった。

練習を終えて、次の俺寄練習へのハシゴ。開始時間までこれも久しぶりに、お茶する機会が持てた。
真司さん、さすがに肥満解消のため、スポーツジムに通い始めたそうだ。みんな、「少し痩せたのでは」、といっているが、実は俺にはよくわからなかったりする。
「そんなの、ウチに来ればいいのに」と俺。
わざわざカネ払ってまで痩せる努力、なんて馬鹿馬鹿しい。
早ければ一週間で効果が出る上に、カネもらえちゃいます(効果には個人差があります)。

先日地方創生担当大臣に就任された「石橋ゲル」氏(^o^)がテレビのインタビューで、世の中の変化が速いことの例として、「ついこの前になる1990年前後には『このまま行ったら日本は人口爆発が起こる』というのが世間の常識だった。」という話をしていた。少子化打開の切り札は、一夫一婦制をやめることだな・・・ってーのはタチの悪い冗談としても、そのくらい従来の常識を取っ払った視点から検討する必要がある問題じゃないかと思う。とはいえ時期尚早、今現在「実践」されている方々は、全員逮捕の方向で法治国家
やはり人生のオチは「お天道様は知っている」でないとねぇ。俺はともかく、真摯に実直に生きている人たちが幸せになれるような社会をお願いしますよ、大臣。
「同じ意見」の友人たちに囲まれて、何よりだ今の俺。
俺以外の人が読むと言い回しがに妙な部分があるのは、俺自身への今日の「覚書」も含んでいるため。出来事をそのまま文章にするだけが、日記ではないのだよわっはっは。

ピーチク練習中に、遅刻現金、じゃなかった厳禁のメールが光法から届いた。
「俺寄の音楽が大好きなので、解散しないでね」といわれてしまった。
今のところ、メンバーお互いにいいたいことは溜めないでいいあうことにしており、何よりもその環境だけは守るように、これまたお互いに気を遣っている。だから俺寄には相変わらず「リーダー」がいない。

通常は逆のような気もするのだが、ピーチク練習では慣れないアタマを使ったので、俺寄練習ではなんだか淡々と流し歌いするだけになってしまった。とりわけ遠方から駆けつけてくれた光法に申し訳ない。
それでも段々と、使い慣れたアタマや耳の使い方になってくるのは、長いこと歌い続けてきたせいか。マイクの吹かれ(ノイズ)や音割れに、いつもより敏感に、お互い指摘するようになっていたのには、思わず笑ってしまった。先日のすみだジャズがトラウマになったか。
久しぶりに「月とナイフ」を歌い終わった俺にFUNEのいわく、
「元々強面な上に、色つきの眼鏡なんかかけてるから、(女性が)怖がって寄ってこないんですよ」
…余計なお世話じゃ。ヒトの心配してる場合か(笑)。