定期券を買った日。

曇りのち雨、の予報が一転、快晴。
天気予報が大コケした*1、日曜日。

春だなぁ。
大幅に遅れていた水光熱費代をコンビニで振り込み、銀行で記帳を済ませると、そのまま最寄駅で通勤定期券を買った。出勤日数が(暫定的に)増えることになったのだ。
これを早速使って、西船橋まで。
ところが東西線の(新規)定期は西船橋駅では発売していないとの説明*2。一駅隣の原木中山駅まで足を伸ばすことに。
そもそも京成線では自販機で買えた定期券が、新規とはいえなぜ?
すでに想定外の事態。
これが出勤当日の朝だったら、遅刻確定な上に途中駅からでは座れるはずもなく、大激怒通勤快速(?)だったことだろう。
初めて降りる原木中山駅は地下鉄のくせに高架線で、新幹線の駅のような味気なさ。駅の改札口を出ても、住宅街の真ん中に駅ができてしまったようで、つかみ所がない。
ともかく自販機で定期券を買った。こちらは今日、高田馬場まで行く用事はないので、有効期間は明日からにしておいた。

それから昼食に(自家製)パン屋くらいなかろうかと、当て所なく周囲をブラブラ。駅前スーパー内に「手作りパンコーナー」的なものがあったが、こういう場面でいつも俺が食べているものに比べても明らかに貧相だったので、さすがに手を出さず。
結局、駅ロータリー前のファミマになってしまった。
運良く1000円カットの店を見つけたので、今日中になんとかするつもりだった頭髪をここでカットしてもらう。
昼食は駅ホームの日当たりのいいベンチで、行き交う電車を眺めながらとしよう。
帰りは途中駅でJRに乗り換えて、津田沼へ向かう。
モリシアブックオフを冷やかして、吹き抜けのエントランスに進んだら、巨大化した「ツダヌン」が!(中で子ども達が跳ねたり飛んだりできる、巨大遊具)

いつもつい足を運んでしまう、駅ビル内の大型電気店
長時間の通勤用にヘッドフォン、欲しいなぁ…今日はカタログの入手だけにしておこう。

いつものスーパーで夕飯の買い物をしてレジに並んでいたら、ショートヘアにマスクをした、元カノが…いやいや、服やバックの色の趣味が違いすぎるだろ(もちろん別人でした)。

部屋に戻る途中の商店街では、先日うっかり流しで割ってしまった小鉢と、強風で破れてしまった台所窓用のカーテンを探しに100円ショップに寄った。それぞれが俺にとって思い出のあるものだったが、形あるものは時間とともに確実に変わっていく。
初々しい女子学生が2人、恐らく近所でひとり暮らしを始めるんだろう、食器選びの会話を楽しんでいた。
毎年、この街を「卒業」していく人がいれば新しい人たちが入ってくる、学生街の風物詩。
空になった隣室には、このところ毎日のように学生(と両親?)が内覧に相次いで訪れている。
隣が無人だというだけで、お互い顔もろくに知らなかったのに、こんなに不安になるものだったか。
それでなくともなんだかぽっかりと、ではなく「ほっこりと」、心に穴があいたままのような、春の日曜日。
ゆったりとしたいい一日の過ごし方だった、と思いながらも、どこか満たされてはいない感じ。

*1:春と秋は、何かと天気予報が当たりづらくなる

*2:中野と西船橋は、JRの駅を東京メトロが間借りしているだけのため、らしい