この頃から、テレビの視聴習慣が変わる


今年は年度がわりのタイミングで、各局申し合わせたわけでもなかろうが、大幅な「番組改変」がかち合ってしまった。
報道ステーション」での古館さんの最終回を皮切りに、News23では膳場さんが降板、「クローズアップ現代」では国谷さんが引退と、なんだか辛口のコメントができる人たちが一斉に居なくなってしまった感が強いテレビ・報道界、などと報じられたりした。
元々お笑い芸人が司会を務めるような夜のバラエティー番組を見ることはなかったが、「ブラタモリ」からは桑子さんが降板、あんなに面白がって観ていた大河「真田丸」も、大阪編が始まる頃に都合で観られなかった回があったのがきっかけで、これ以降全く観なくなってしまった。
今も朝の時計がわりに見ているNHKニュースでは、天気予報の渡辺蘭ちゃん、6:30までを担当していた合原さん…落ち着いた感じの話しぶりが、低血圧の俺の朝にありがたかった女性アナウンサーが一斉に見えなくなってしまい、「ピンポイント女子48人組」のように不自然でニコヤカな、言い換えると「自分が大好き」そうな感じがあふれ出てしまうような若手・女性アナウンサーたちにとって代わられてしまった…っつーか、「国営放送」ばかりだな俺が見てるの。
だからというわけでもないがいつの頃からか、仕事から帰宅してすぐテレビをつけるという視聴習慣が、すっかりなくなってしまった。
誰あろう俺自身が、一番この生活変化にビックリしている。
そんなわけでニュースは朝、時計代わりに見ることがメインになった。朝のニュースはひとつのできごとについてクドクドと解説したりはせず、とにかくひとつでも多くのニュースを、とサラサラ流れていく。個人的に気になったニュースについては、会社や自宅でネットを使って解説を含めて読む。平日、これの繰り返し。
テレビがそれだけ、俺にとって魅力的ではなくなったということか。
それとも音の鳴らない部屋の「孤独感」にも、さすがに慣れた、というところか。