GW終了。


先日テレビで見損なった「容疑者Xの献身」を、録画で見ていた。
そうそう、主人公の危機的状況には必ず、本心を別の角度で言い添えてくれるヒロインの存在が欠かせませんよね…。
って、人生そんなに都合よくいくかっつーの!
最近はテレビドラマでも小説でも、こういう場面になるとリアリティが感じられず一気に醒めてしまい、途中でやめてしまう。
しかし、本作での堤さんの、押さえ気味な演技は好きだ。

ってーくらい、物語というものには醒めた心理状況だった、はずなのだが。

いい年して、ある漫画にどっぷりと、はまってしまった(さすがにこのトシで読んでること自体が死ぬほど恥ずかしいので、タイトルは伏せる)。そもそも何年も前にブックオフ大人買いしたもので、一度は読み通したはずだったのに、なぜか話の内容をすっかり忘れており、新鮮な気持ちで一気に読み進んでいた、ら、最終話で溢れ出ちゃった涙止まらず…(ひとり暮らしの男部屋…)。
この漫画に手を伸ばすときは、結構心やられているときなんだなと、今になって気づいた。

初めて電車通学になった高校時代、同級生の男子はみんな、毎朝同じ車両に乗り合わせる美女やアイドルに入れあげていた。俺にはどっちも、どこか別世界のできごとに感じられていて、決して一緒に盛り上がるようなことはなかったなぁ。
これが今なら、握手会に参加したりSNSを通じたりして、憧れのアイドル本人と直接繋がることすら、さぞ容易なことだろうけれど。

万事この調子で、やはりどこか成長「途中」が、欠落したままなのではなかろうか、俺という人間は。実際、就職活動を控えて受けたエゴグラムでも、先生が驚くような「高得点」結果をたたき出したことがある。
…それにしても今頃、「二次コン」かよ。
久しぶりに、何も手につかん(数年に一度、起る事態)。

(企画バンドの)暗譜しなきゃ…とか(口だけ)いっているうちに、長かったはずのGWが終わってるんだが(ヤバい)。