今年の隅田川作戦…敗走。


酷暑の昨今、予定のない週末はできるだけ部屋にいないようにして節電、近所の公民館ロビーにパソコン持参で逃げ込む、「クールステーション」。
しばらくして、ようやく涼しさに頭が少し回るようになってきたので、譜読み。録音に合わせて口が英語をスラスラと吐くのは心地よいが、暗譜にまでは至らず。トシだなぁ。

午後の診療時間一番乗りで、整体へ。
「今年は花火(大会)、観に行かないの?」
いや〜、今夜隅田川なんだけど、迷ってますこの暑さ。
「行ってきなよ」
と、何事にも前向きな院長のことばに、背中を押してもらう。

なにはともあれ初志貫徹。今日昼間にやっておかねばならないこと。
明日が締め切りの、某写真コンテストへの応募作業。
今回は特に撮影期間の制限がなかったので、これまでに撮りためてある写真の中から選んだ。
といっても、そのために撮ったわけではないから、肩の力が抜けている、といえば聞こえはいいが、決して自信のあるものでもない。
タイトルを考えたり、それなりの大きさでのプリントアウトは写真屋の手を借りなければならなかったり、加えて郵送の手続き、と途中で何度もくじけそうになりながら、無事に投函までこぎつけた。
実に久しぶりに入った「写真屋」さんの空気が、妙に懐かしかったりする。
プリントがデジタルになっても、カウンター周りのあの感じは、変わらないんだな。しかもどこかから、懐かしい現像液の匂いまでする。

さて。
時間もいい感じになったので、目指すは「天下の隅田川」花火大会。
毎年訪れていた「秘密の場所」へ、素直に行けばよかったんだが、何を思ったか「新規開拓」、ネットで見つけた「穴場」のことばに釣られて、タワーホール船堀(江戸川区総区民ホール)へ。

しかし、さすがの隅田川
すでに打ち上げが始まっているとはいえ、上りエレベーターが空いていて、さすが穴場。などと思っていたのも束の間、展望塔へは7階でエレベーターを乗り換える構造になっていて、そこから先が、長蛇の列。げんなり。
どうりでエレベーターから降りてくる人が、結構いたわけだ(俺と同じように、途中断念したわけね)。
というわけで、花火の音だけを聴きながら、焼きうどんにビールの夕食を、駅前ロータリーで。
実は俺自身も驚くほどに、思っていたほど怒ったりがっかりしたりしてなくて。
「こんな日もあるさ」
八幡で盆踊り大会に遭遇したので、カメラに収めて帰宅。


デジカメ持ってきて(写真が趣味で)よかった、くらいに思って(っつーか既にビール入ってますが、何か?)、結構充実気分な夜の散歩、だったりする。
んなわけで、花火の写真は今回、なし。
こっちの花火に期待することにしよう。