気を取り直しての匠での2回り目。

その場で組んだ…にしてはまとまった曲順になった気がする。こちらはもちろん、企てネタ込み。
なにしろお客さんの入りなど、会場の状況がフタをあけてみないとわからない状況だったので、曲順は「軸」だけ決めておいて、臨機応変。の腹積もりでいたのだが、前回のライブをひとつの目標にレパートリィを歌いためてきたので、こういうちょっとした間の演奏くらいだったら、差し替え等々だいぶラクになったものだ。
あとは演奏内容の精度を上げていかねば…。

  1. Hi Neighbor
  2. Sentimental Gentleman from Georgia
  3. さくら〜独唱
  4. Happy Birthday
  5. It don't mean a thing

ナカチョがフリップ(スケッチブック)を使って曲の解説をしてくれたりしているが、今夜は俺がこのスタイルを真似させてもらい、持参したひと回り小さいフリップには、マスターの若き日の写真を…「何、出してるんだよぉ(笑)」と本人から予想通りの反応、いただきました!
間髪入れず、お店の5周年をお祝いして「Happy Birthday」を、オリジナル・アレンジで。
という一連のネタ流れを想定していたわけだが、途中で「主役」のマスターが厨房から消えてしまい、間がもたずに肝を冷やした。
日頃ライブでは「しゃべらない担当」を決め込んでいる俺が、今回はマスターとのご縁から当夜ほぼ「しゃべりっぱなし担当」を拝命していたのだが、そんな集中力も切れかけていて…メンバーに助け舟を出してもらった体。
まだまだ本番対応力が、課題だ。

特に曲についての解説は挟まなかったのだが、アカペラの生演奏そのものが初体験というお客さんたちの反応は新鮮で、終始気持ちよく演奏させていただいた。
「Happy Birthday」は想定どおり、お客さんに一緒に歌ってもらうことができたし。

演奏後はお姐さま(ほぼ酔っ払い)にからまれて、完全アドリブハモリでの「Stand by Me」や、なぜか「Change The World」のループ(笑)、などを無心されるというアクシデントもあったが、そんなこんなでようやくありつく、今夜の我々のビール!

そんな楽しい時間はあっという間に。タクシーを呼んでもらい、後ろ髪引かれる思いで撤収。
俺は新たに開拓した終電帰宅ルートを先日の「リハーサル」通りトレースして、午前1時過ぎに帰宅。翌日の13時過ぎまで死に寝、はいつものことだ。

想像していたとはいえ、お互いに何だか慌しかったので、年内にもう一度、今度はパーティ形式じゃなく、ご馳走になりに伺いたいものだ。