X’mas A Cappella Buffet(ソワレ)

思いのほかたくさんのお客さんに、Cotton Pod演奏後もそのまま残っていただいた、夜の部。
客席も昼間とは違って、ぐっとオトナな雰囲気。

Hi, Neighbor
Winter Wonderland
Jingle Bells
It Don’t Mean a Thing
WINS Cardの歌
さくら〜独唱
七つの子
Their Hearts Were Full of Spring
Orange Colored Sky
Sentimental Gentleman from Georgia

恥を偲んで書くと、やっぱり練度の低い曲ほど「楽譜が見える」ような演奏になってしまった。
よく仲間うちで、若者たち(!)の演奏を聴いていて「音が前に飛んでこない」というようないい方をしていたが、まさかにこの(ベテラン)メンバーでも、あのような印象の演奏になってしまうのだった。アレの原因って、練習不足からくる自信のなさの現われだったんだな。すごく腑に落ちた。
まぁこんなことは、何を今更、なのかも知れないが、どこの誰のお役にたつかわからないので、一応文章にしておく(自戒を込めて)。
後日録音を聞かせてもらうと、明らかにしでかしちゃった直後の曲で、なんとか気持ちを切り替えようとしている自分たちの必死さが伝わってきちゃって、これにはちょっと笑えた。
お客さんたちは、そんな我々のジェットコースターのような演奏を、あたたかく、一緒に楽しんでいただけたようで、まずはひと安心。
演奏後、「七つの子」がやっぱり泣けた、とわざわざ声をかけてもらったりもして、今回何かと気分が凹んでいただけに、望外の喜びだった。
今夜のビールは、染みる。

さすがに、朝8:30のリハ入りから出ずっぱりだったゆたかさんほどではないはずだが、なんだか猛烈な疲労感に襲われて、今年の俺のクリスマスはもはやすっかり終わった気分。
街は25日に向かって、これから日々華やかになっていく、というのに、全てが「売れ残りのクリスマスケーキ」のように、今の俺の目に映る。

今の自分に「できないこと」を数えるような一年ではあった。
そんな中でも、5月に声をかけてくれたメンバーのお陰もあって、こんな俺でもまだできることもあるもんだな、という年にもなった(早くも年間総括モード)。