2017年、初練習。

朝起きると、なんと久しぶりの鼻血だ!
なかなか止血できず、結局午前中に予定していた整体院に行きそびれたまま時間切れ、練習へと向かうハメに。
そういえば改めて振り返ってみるに、ここ何年も鼻血、出なかったんだなぁ。すっかり忘れてたよ。
途中の乗り換え駅でも再び出血しちゃったので、(使い捨て)マスクを買って当座(見た目)をしのぐ。って真っ赤に染み出してきちゃったら意味ないか。
本番演奏中での流血だけは、ご勘弁願いたいものだが、こんなのも、「アカペラあるある」なのか?
 こ、これは難しい…。
「アカペラあるある」といえば、今日の練習ではわかすぎさんが、曲中転調箇所で珍しく、何度もつまずく。いやそんなはずは…と傍で見ていたら、そもそも楽譜、キーが旧いままの方でした。
ある種のキーボードには「キー・トランスポーズ」という機能があって、いわゆるドレミ・・・を鍵盤上の弾き方を変えずに別の調で鳴らすことができたりしますが、そのキーボードで音を確認するにあたって、まさかに読んでる楽譜の方が違っていたとは・・・「楽譜トランスポーズ」(笑)。
気づいてからは、全員で大爆笑したのはいうまでもない。
わかすぎさんは絶対音感の持ち主だっただけに、練習開始からここまで、相当に辛い状況だったのではなかろうか(苦笑)。
俺も「今日は何故か、G♭がGに(半音高く)聴こえるんだけど…気圧のせいかなぁ」などといってみたが、そんな俺はもちろん、絶対音感は持ち合わせておりません。

そういえば、なかちょの初夢はファルセットが自由自在に出せるようになった夢、だったそうですが。
翻って俺は、音楽関係の夢、見た記憶がないなぁ、全く(不真面目な)。
っつーか今年になって初夢、何かみたっけか?

今年はなぜか年頭から、「昭和歌謡」づいていますWINS阿佐ヶ谷。
過去に(数少ない)ブライダル営業で歌ったことのある曲とも、再び(別アレンジで)巡り逢ったり。そういえば俺がこの曲を歌わせてもらったカップルはその後、離婚率100%という不名誉な数字が…「抜群の破壊力」。まぁ俺は、今までもこれからも、何があってもどんな女性に対しても、こんなセリフは吐かないだろうな、という歌詞で…トシとりました。こんな風に自分を偽りつつ歌わなければならない曲というのは、結構アレ(^^;だったりする。歌い終わった直後の俺はまさに、「これがたった今、嘘をついた人の目です、ご覧ください」な状況。
同じく昭和歌謡といえば、かなり固定された女性像も特徴だが…「こんな(けなげな)女なんていねぇし、今時!」。

全く、男が男なら、女も女だ(^^;

昨年ご一緒させていただいた山梨のアカペラ・バンド、トニアカさんの演奏が、メンバー全員の印象に、強烈に残っていたせいで、というのは、曲サビを繰り返しながら半音ずつ上がっていく、というアレです。リード・ボーカル氏の音域の広さには、ホントびっくりしてしまいました。

というわけで、今日の練習曲のキーを、キーボードで延々と上げ弾いてみるなかちょに、メンバー爆笑。

当日はトニアカさんのリハ見てて、この流れで1オクターブも上げちゃったときは、どうなることかと思ったよ(笑)。とわかすぎさん(もちろん、今回WINSが練習中のものは、同じ曲ではありませんが)。

そういえば曲の中でキーが下がっていく転調の曲って、聞かないよなぁ。逆「トニアカ」芸、とでもいったところか。
って、(曲中で)テンション下がってってどーすんだよ。

といったやり取りもありつつ、
WINSの新曲譜読み練習ではすっかりお馴染みのセリフ、

「今日はこの辺で、勘弁してやるかっ」

さすがにメンバー全員の集中力が(発言が?)切れてきて、これ以上詰め込んでも恐らく効率が上がらなくなった頃合で、手元の楽譜に対してメンバーの誰かから発せられる(喧嘩かよ…)。

今日はなかちょからの秀逸な返し、

「…(そんなこといっても)もう『誰も』いなかったりして」(^^;

というわけで練習終了後は「新年会」へ。

俺個人としてはここ数年、事前に譜読み(いわゆる予習)、以前ほど熱心にしていかないことになっている。
もちろん曲全体を把握するために、ざっと読み流すくらいのことはしているけれど。
事前には難易度の高い箇所をチェックしておくに留めておいて、みんなで音を鳴らした状況で自分の音がちゃんと取れる(歌える)ように、という姿勢で練習に臨むことの方が多くなった。
どうやら自分の音だけが正しく取れても、あまり意味がないような気がするらしい。
しかし、このところの新曲は難易度が高くなってきていて、さすがにこの方法では追いつかなくなってきているかも。
アレンジャーと歌い手、お互いに「手加減なし」、という状況なら、それはそれでありがたいことだ。
いち歌い手としては、バンドの一員としてアレンジャーから信頼してもらえていることと併せて、何某かの刺激をアレンジャーに返してあげられているのなら、こうして音楽を続けている身としてとても幸いなことだな、などと思ったりして。

以上、WINSの(ほぼ日常的)練習風景からでした(って、何の音楽的参考にもならないっ!)。