バンナイズ

はサープラスショップを思わせる、堅牢で機能的なオリジナルデザインの鞄や小物を扱うブランド。

以前企画商品だか何かだったと思うのだが、そうとは知らずに偶然買った、最初のドラム・スティックのケースがバンナイズだったのだ。カーキ色の帆布でできていて堅牢、使いまわしがよい逸品だったが、残念ながら今はこの手の商品は作られていないらしい。
HPを見てみると俺の好みドストライクで、特に携帯電話ケースはここ何代にもわたって使っている。

直営店は徳島と、東京では渋谷にあるが、こちらは毎月3日間しか開店していないのだ。
そんな折も折、なんと今使っている携帯電話ケースがあちこち擦り切れて、ついに穴が開いてしまった。元々携帯電話しか入らない小ささなのに、「海の男」時代にはポーチ代わりとばかり、いろんな道具を突っ込んで持ち歩いたりして、酷使してしまったもんなぁ。
携帯電話を落っことしたことは誓って過去1度だけなのだが、そのときは横着して入れていたジーンズのポケットに穴が開いていたことが原因だった。以来懲りたこともあり、この手の現象には速やかに対応することにしている。
わくわくしつつHPで、今月の渋谷開店日を調べたところ、丁度この週末。昨日仕事帰りに立ち寄る、という手もあったのだが、平日夜に渋谷立ち寄りは、田舎のねずみにはあまりに無謀。座れない電車での帰りが憂鬱なことになりそうだったので、仕事休みの今日昼間、出直すことにしたのだったここまで長い前置き。
今回もネット販売していない訳あり品の山の中から、現物を手に取りながら一番お気に入りのものを買った。やっぱり買い物はこうでなくちゃ。現物を前にして夢中になって迷っているうちが楽しく、パソコン画面で眺めながらの迷いもそれはそれで楽しいが、やっぱり実際に入手するとなるとちょっとした大きさの違いや色、手触りなどにこだわりたいものだ。
実は地下鉄での移動に楽譜を持参したのだが、お気に入りのドイツ軍ブレッドバッグは楽譜を入れるには小さすぎ、少なくともB5版が入る大きさの身軽なバッグもそろそろ欲しいなぁ、と思っていたところ…ちょっとミリタリーな感じの帆布の3Wayバッグと「目があって」しまい、息が止まるかと思った。
一生ものだとしても、さすがに、ちょっとお値段が…今の俺の給料には見合わないなぁ。
宝くじでも当てるか。