撤退!

というわけでエアコンの効いた店を一歩出ると、そこはやっぱり渋谷なわけで。

クレーン・マニアにはたまらない「聖地」な光景…なんだクレーン・マニアって(実は俺、ちょっと好きです)。
轟音と、いつ終わるとも知れぬ大規模な再開発工事は、「渋谷が生まれ変わります」じゃなく、絶対に今以上に雑然バリアと化すだけだと断言できる。この大工事に目処が立つ頃には高齢者になっているであろう俺たちや障害のある方々にとって、間違いなく足が遠のく街のひとつになっているだろう。
ちゃんと「再開発」するのなら、例えば井の頭線東横線の乗り換えが少しでも便利になるべき…帰りの地下鉄でもサラリーマンふたりが、その「乗り換え迷路」な現状を嘆いていた。いったい、誰のための「再開発」なんだか。
ともかく暑さと騒音には辟易、もう限界だったので、JR駅への明治通りを超えることもできず、帰りも地下鉄となった田舎のねずみな俺、即刻撤退!
六本木勤務だった頃は、ホームグラウンドだったのになぁ。
おまけに半蔵門線で「久喜行き」の表示を無意識に忌避したら、逆向きの電車に乗っていたことに2駅先で気づく始末…。