ひとまず安堵。

検査結果。
を聞くだけのために、朝9時の開院から待って待ってただ待ってひたすら待って…診察室に入れてもらえたのは12時を回った頃だった。
病人って、元気でないと務まらんのだな、毎度思うが。

血中好酸球の値その他から、俺の腹の中で「何かが起っていた」ことは推測される、んだそうだ。好酸球って、あの「はたらく細胞」に出てくる、あの「白血球さん」だよな。なんだか無意味な親近感…。まぁ雑菌性の腸内炎症、ということらしい。

検査結果って、考古学か地取り捜査みたいに使うのな。医者からこういう説明をされたの、なんだか初めてな気がする。腹はちょっと張っている感が残るが、内服薬が効いたらしく、痛みはなくなった。

こうなると、こんな天気のいい日に自室にじっとしていられない性分らしく。
といって出かけるアテもツレもないので、また楽譜と文庫本もって海浜公園へ。
休日なことは差し引いても、なんだかいつもより人が多いな。しかもみんな一様に、海の一方向を見ている。

遠くからエンジン音!
自動車は電気が主流になってしまったけど、やっぱり「内燃機関」独特の興奮があるね、この音。激しい小爆発とシリンダー、ピストンの鼓動。ファイアーーー!!

なんと、エアレース当日だった。
というわけで、楽譜どころじゃなくなり…(ーoー#)

いや、別に飛行機には全く興味がなかったし、ルールすらわかんないんだけど*1。その妙技、実際に目の当たりにすると、それなりにエキサイティング。巨大なパイロンの間を、本当に飛行機? というキビキビとした動作で器用にすり抜けていく。コースの折り返しに一番手前側で上昇〜下降のループ…! というものだったらしい。
機体の色形すらわからんほど遠くからだが、同じようなカットの写真を何枚も撮ってしまった。あの旋回で機体が腹を見せる瞬間、キラッと光るのが、なんといってもカッコイイ! この角度で飛行機を見ることなんて、普段はありえないからねぇ。
途中で隣に来た(かなりヤンな(^o^))家族連れが、スマホでテレビを観ながら実況をいちいち繰り返してくれたから、二倍楽しめてしまいました。
その解説によると、茨城の龍ヶ崎から約30分で飛んできて、船橋三番瀬あたりが待機空域になっているらしい。白熱の競技を終えた飛行機が丁度この公園の正面を横切って退場。低空なのでコースはそんなに厳格ではないらしく、かなり手前側を飛んでくれるのや、翼を振ってくれるのや、わざと「雲」を引いて飛んでくれるものも。
コックピットからも、公園の俺たちが見えるのかなぁ。
まさにリアル「紅の豚」のワンシーンのよう。

さわやかな快晴なのに太陽にだけ雲が、という時間がそれなりに長かった天気も、まさに観戦にうってつけ。
欲をいうと、ビール片手に楽しめたら最高だったろうけど、昨日の今日なので、さすがにまだ自粛。

帰りのバスに乗ってから運転手さんのアナウンスに、バッド・チョイス! (エアレース終了のタイミングと重なったか!)と思ったのだが、コミュニティバスの(脇道遠回りルートの)威力は、そういえば以前通勤で使っていたときに体験済みだった。若い運転手さんはこちらが気の毒なくらい始終低姿勢だったが、俺としては事前通告ほどの渋滞にかかったとも思えず、無事帰宅。
っつーことで、もひとつ。

GHIBLI meets Jazz~Beautiful Songs

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*1:規定コースのタイムトライアル、らしい。