祝日・千葉県民の日!


…あれ、俺東京勤務だったんじゃ…土曜出勤の代休デシタ、県民の日と重なったのは単なる偶然。
県内外の施設などが、入場無料や割引に。
休校になる県内公立小・中・高等学校の生徒にとって、なんといっても目玉なのは浦安ネズミーだろうが、県外でも浅草花やしきのように近隣県民の日に、住所が証明できるものを持参すればサービスが受けられるものも。
しかし部屋の外に出ると、びっくりするほど普通の平日で、そういえばここの学生街の賑わいを支えているのは私立大生だったなと。彼らは休校じゃなかったのね。
で、俺は以前から一度行こうと思っていた、谷津バラ園へ。なにせ今日は入場無料ゆえ。
ところが事前にHPで確認してみたら、「開花率30%」との哀しいお知らせ。確か先週は50%だった。バラって春先が旬、だったのね、今更ながらひとつ学習…今回もまた、来年に向けてのロケ(下見)、ですか。

高校生のとき、アメリカ在住の従兄弟を家族で成田まで迎えに行った。そのとき初めて京成線に乗ったのだった。当時はまだ「谷津遊園」という駅で、なんでこんなに小さい駅に特急が止まるんだろう、と不思議に思った印象が強く残っている。京成直営の遊園地・谷津遊園は昭和57年に廃止、駅名もシンプルに「谷津」になって、今は各駅停車しか止まらない。
今は谷津干潟が、ラムサール条約登録湿地として地元の観光資源になっている。


改札口では、ツバメがお出迎え。

谷津には既に何度か足を運んでいて、バラ園の周囲に広がる谷津公園は千葉には珍しく木陰のあるベンチが多く、俺にとっても居心地のいい場所のひとつ。逆に谷津干潟まで歩を進めると、干潟独自の生態系のせいだろうか海岸よりも潮の香りがややキツい。

駅から谷津公園までの1本道は商店街になっていて、この辺り沿線の他の駅前に比べると賑わっている。谷津遊園の広大な跡地は、バラ園を残してそのほとんどがマンションになったこともあり、住民人口はそれなりに多いのだろう。
商店街中ほどにある観光案内所前の水道、この遊び心。

谷津に寄るといつも、商店街奥の「サンエトワール」に寄ってしまう。
この店、チェーンHPの店舗一覧になぜか載っていないんだが、もらったチラシではもう「開店12周年」なのだそうだ。
昼食用に、
アグー豚のリングカレードーナツ

らっかしー

を買った。ふ●っしー、ではない(落花生の妖精?)らしい。つぶつぶピーナツバターがたっぷり挟まれていた。カレードーナツの方は、「ドーナツかくあるべし」な形、カレーパンとしては珍しいのでは。

バラ園の前にはご当地飲食物やみやげ物屋のテントも出ていて、ベンチもある。この辺りで時間も丁度いいので、昼食を済ませた。因みに写真のバラは、造花。

というわけで、まずは「お立ち台」からの園内全景。

…開花率…(^^;



写真は「切り取り方」次第だろっ(苦)。
園内ではバラ以外の花も見ることができ、
▼名称不明

▼バンマツリ。

っつーか根源的な話として、俺はバラという花を、そんなに好きではないのではなかろーか。


こーいう感じで、庭園芸術として愛でるもの、なのかも。
バラは華やかさとは裏腹に病害虫に弱いので手入れが大変、という話を聞いたことがあるが。
聞くよりはやっちまった方が楽しいアカペラ、みたいなもんか(違)。
とかいいつつ、10月に予定されている結婚式での演奏に「The Rose」なんかはどーなんだろ、などと考えていた。
一面のバラ、という光景に出くわすと、また違った発想があるのかも知れない。やっぱ春に来たかった…。

谷津駅に戻ると丁度、くわっ、京急通過!

そっか、今日平日だったな。

夕方、自己メンテに寄った整体院では、院長「県民の日」ご存知なかったようで。まぁここの整体院は元々、他の祝日でもお休みじゃなかったからなぁ。隣の中学生に院長先生が、「今日はお休みだったの?」と確めてくれたところ、授業はお休みだったが終日部活動だった、そうで…大変だねぇ最近は。生徒も、先生も。