やばいっす、自衛隊!

今年は諸般の事情により、部屋から幕張の花火が見られないのだった*1
毎年同じ日に、というか千葉県内の花火大会は申し合わせたように至る所今夜*2なのだが、その中でも一際マニアックなのが、自宅近くの自衛隊・習志野駐屯地
自衛隊というとこのところ残念なニュースばかりだが、地元の人たちとの交流を目的とした2日間の駐屯地一般公開・夏祭りイベント、その初日の夜を中締める、大花火。
そりゃ火薬の扱い方は堂に入ったもんでしょー(^^;*3

せっかく地元なので、知らない、行ったことない、というのもなんだから、一度くらいは行っておくか。地元民でも容易に迷子になる、何も目印のない夜道の住宅街を、地図と懐中電灯持参で臨む。
30分間と聞いてたから、もっと小ぢんまりとしたものかと思っていたが…いやー、近っ!! こんなに間近で見られるのか。こりゃたまらん。


写真だと伝わりにくいが、大玉はほぼ真上で炸裂! している感じだ。
打ち上げの演出も凝っていて、想像をはるかに超えた充実したものだった。


地元の方々ばかりなので、花火大会につき物の混雑が皆無。
ご家族連れや、家族3代、という方々がみんな、路地に出てきてうちわ片手に優雅に鑑賞。
花火自体が穴場です、ここ。
もう他所の花火大会、苦労してまで行かなくてもいいや俺。
はるか昔、豊島園のすぐ裏手に住んでいた母方の祖父母の家に遊びにいった夏休みを思い出すなぁ。あのときに見た花火も、このくらいの大きさだったかも知れない。
最後の一発が打ち上がり夜空に散っていくと、どこからともなく拍手が。
…来年もこよっと。

月に寄り添われながらの夜道を、徒歩で帰ります。

*1:来年はまた普通に見られるはずだが。

*2:多分人出を分散させるための配慮もあるのだろう。

*3:さすがに打ち上げは、専門の花火師さんだと思うが…。