メール

職場では現状、幸いなことにメール設定すらされていないパソコンで仕事している。
着信メールのチェックはおろか、一言一句に気(と思いの外長い時間)を遣う面倒な返信に手を煩わされることから、もう1年以上も離れた生活*1
これはもちろん、今の職場での俺に対する信頼の厚さ(^^;に起因する。


ああっ、引き込みすぎた!

私信ではこのところ、ちょっと面倒なメールが重なってしまっていた。
ご存知のように相手の顔色や表情がリアルタイムにわからんから、どういう意図で発せられたことばか、理解に苦しむことも多い。
これが逆に仕事に関することならまぁ仕方ない、こらえようもあるというものだが。

去年3月、たった1通のメールにあったことばで、俺はいとも簡単に、一切のやる気を失ってしまった。
そしてあっという間に1年以上の時が流れたが、この間どうやら俺の気持ちが変わることはなく、とりたてて新たな動きもなかった。
俺に関してはさぞかし、「面倒くさいヤツ」とのイメージが喧伝されたことだろうと愚考する。
いつかここでも書いたことがあったかも知れないが、控えめにいってこうした「意見の食い違い」の際、俺から見える「景色」も実は(相手に対して)同じくらい「面倒くさいヤツ」だったりする。膠着状態ってのは大概、互いに同じレベルで立ち止まってしまっているもんだ。
もっとも俺は、こういう他人への評価に関わることを、軽々には周囲に口にしなかったつもりだが。

そんなことを俺に、強烈に思い起させた今回のメールだった。メールをくれたのは、全く別の人間だったが。
俺の気持ちが、ここまで流れた時間の長さと関係なく、全く変わっていないことを再認識する結果に終わった。
しかし、何でこのタイミングだったのかねぇ?
案の定すみだジャズを目前に控えて今の俺は、かようにいいたいことばが次から次へと湧いてきてしまいグダグダ、落ち着かない。おまけにろくなことばが出てこない…。

俺ひとりでやってきたことではない、というのが唯一の救いだとすれば、俺の予想のつかないところでまた、誰かのたったひとことが、いとも簡単にやる気を奮い立たせてくれる、ということも、あながちないとは言い切れないが。
って、まだ心のどこかでそんな一縷の望みを抱いているとでも、いうのか、俺は。
あ〜、面倒くさいっ!

*1:「海の男」期間はもちろんITなどとは無縁だったわけで、そう考えるとかれこれ5年くらいになるのか。