第8回すみだストリートジャズフェスティバル(WINS阿佐ヶ谷)

千葉を出るときは晴れ間も出ていて、それを携帯で撮ろうと思ったら急に雨が降り出す…というくらい天気の変化が早く、嫌な予感だ。
しかし、うみねこやの「ライト兄弟」のお陰か、それとも元ノミ心の「晴れ男」英さんのお陰か、ともかく我々の演奏時間帯は運のいいことに、降らずにもった。
元々日差しを遮るものが何もない会場だったので、この際曇天も恵みだ。
それでも演奏する側は(いろんな意味で)汗だくだったが。
何しろ人通りは多い場所で、演奏に足を止めてくださったお客さんは思いの外多く、この機会に足を運んでくれた顔見知りの姿もかなりあってありがたかった。
ステージが小規模なのでモニタースピーカーがないのはともかく、駅からビルへのお客さんの導線を妨げないようにメイン2発の幅がかなり狭くなっていて、成人男性4人が並ぶと一杯いっぱい。うっかりマイクを手にスピーカーの前に出てしまうと盛大にハウってしまうため、あの位置に並ぶしかなかったが、それにしてもセンター(^^;だった俺は、もうちょっと縦の導線を使ってみても、よかったかも知れない。
ということで「WINSカードの歌」で、最前列の女性にカードをお渡しするときだけ前に出てみたが、今度はお客さん最前列との距離がありすぎて、マイクケーブルが届かず…プログラムが進むにつれて、「もっと前までお願いします」というアナウンスもできるようになったが。
ストリートなのでとにかく今回は話短め、ということは事前にメンバー間で申し合わせていて、そのことばかりに意識が強く、MCの内容がなんだか、いつものようには噛み合わない。
やっぱ本番対応力が、課題です。
サクサク進行しすぎて、残りあと2曲というところでまだ15分も残っていて…急遽「七つの子」を追加した。誰もがご存知の日本語の曲、ということもあり好評だったようだが、「ナカ」ではいろんないろんな、いろんなことが起こってしまっていた(TT)のだった。
総じて我々の声量は、やはりアンプの入力限界を超えてしまっていたようで、改めて録音を聴くとディストーションがほぼかかりっぱなし…ロックフェスだなこれじゃ。
それでも最初から途中から、足を止めてくださったほとんどのお客さんが最後の曲まで楽しんでいただけたようで、バンドとしてはまた充分な手ごたえをいただくことができた。

  1. Sentimental Gentleman from Georgia
  2. WINSカードの歌
  3. Garota de Ipanema(イパネマの娘)
  4. Sing, Sing, Sing
  5. Their Hearts Were Full of Spring
  6. Surfer Girl
  7. Have A Little Talk with Myself
  8. 七つの子
  9. Route 66
  10. It Don’t Mean A Thing

終盤、徐々に日差しも出るようになってきて、時間枠内で無事完奏。
諸般の事情で遅刻してきたマネージャーには、缶ビールをおごってもらってしまう*1
缶ビール片手に、14時から別の場所でのうみねこやのステージへ移動。すみません、ウチここまで*2一式が「演奏行為」なもんで。

*1:ここぞとばかり、発泡酒にしなかった俺たちはホント、容赦ないなぁ〜…スンマセン。

*2:缶ビール片手、のこと