それでも、飲む。


今週も1週間、お疲れ様でした〜。
健康診断の結果が来たけど、尿酸値、去年よりあがっちゃいましたぁ。
右足の痛みは今にして思えば、もしやこれが原因だったのでは?
というわけで、「プリン体ゼロ」。
先日はこの件で、ついに諦めて医者に行った。
酒は飲んでるようで、実は週1〜2日程度だし、ひとり飲みの際は自室でご覧の通り350ml缶1本でいい気持ちになって寝られてしまう、燃費の高さ(^^;
タバコは「カノジョができたらやめる」との宣言を守って7年半前にやめた*1
バンド名とは無関係に「打たない」し、もちろん「買わない」*2
前回腸炎の際にお世話になって顔なじみの内科医からは、改めて
「健康的な生活してますねぇ」
といわれる始末だ。
そういわれると何だか、悔しい。
この程度のトシだったら、それ相応に生活が荒れて寿命を削る習慣のひとつやふたつ、なければならない、のだろうか。なんだか気後れ感。
まぁつまり、先生が俺に伝えたかったことは「遺伝的要因」、ということらしい。
ということはつまり、このところの食生活への配慮は、無駄だったのか?

しかし毎度思うに、病人たちって元気だよな〜。
午後の診療開始時間に待合室に足を踏み入れた当初からぎっしり満員。俺は何事も2時間までなら待つ、と心ひそかに決意して臨んでいたけれど。
ここまではある程度想定済みなこともあったので、文庫本持参だ。
だがこうしてお年寄りばかりの待合室にいると、何かを吸い取られているような気分にもなる。
…廊下に設置されている血圧計、どうして申し合わせたように二度計ろうとするんだろ?(出た値に、納得いかないものらしい)
インフルエンザの予防接種「シーズン開幕」と重なってしまった混雑ぶりらしいのだが、予防接種を打ってもらう前に、インフルエンザをもらって帰りそうだ。
さらによくよく観察していると、検査結果だけを待っている人がいる。採血だけの人がいる。健康診断待ち、という人もいるらしい。診察は医師2名で回しているから、思ったほどは待たされないのかも知れない…希望的観測。
そうこうしているうちに、今日これからやらねばならない家事あれこれが次々と頭に浮かんできてしまい、あと1分経ったら退出、とまさに腰を上げかけたタイミングで、名前を呼ばれたのだった。

診察を終えて病院の外に出ると、一面の夕景。
小学生の頃、アレルギー体質改善の名目で一日おきに近所の医者に通っていた時期がある。
なぜかある日、たったの一度だけ、仲良しの友だちはみんな、学校終わってこの間、遊びまわっていたはずなのに、なんで俺だけが、という「非生産的」な一日の終わりに、泣きじゃくりながら家に帰ったことがある(親はさぞかしびっくりしたことだろう)。
あの時の夕景も、こんな感じで眼前に広がっていただろうか。
今にして思うとたまたま、幼いながらに自我らしきものが芽生え始めた日、だったのかも知れない。
オトナな世間体を意識すると、あのとき以上に感情を閉じ込めながら暮らさなければならない日々が、あれからもう長いこと続いている。

*1:が、今はご存知の通り独り身

*2:さすがにそこまでは問診されなかったが。