カフェ・エクレルシでのライブ終了(WINS阿佐ヶ谷)

元々このところ何につけテンションが落ちていたところへ、2日前の木曜日に端を発するプライベートなできごとは、ちょっとした騒動に発展してしまって、端的にいってしまえばいいトシして親に叱られた(恥)、という話なのだが。
詳しくは書かないが、個人的には、実にシンドい状況で迎えることになったライブだった。
メンタルがここまでやられてるとなると当然、前夜はなかなか寝付けないし、腰痛の兆しはあるし、気温の変化に鼻の粘膜はやられて鼻水は止まらないし、口内炎まで…(数え出したらキリがない)。


そう簡単に気持ちの整理がつくような人間ならば、恐らく音楽なんぞだらだらと続けてはいないわな*1
一方で、音楽を続けてきてもっと辛らつな状況も経験してきているから、この程度のことなら耐えてみせる、という妙な思いも沸いてきて、いったり来たり。
当座はこの「振れ幅」が大きくて手に負えなのが、ツラい。
終わってみれば今回ほど「どん底」からの、(本番に向けての)テンション引き上げは、長いこと歌っていて初めて、だったかも知れない。
ともかく時間にはもてるだけの余裕をもって、休日モードで出立の準備。
頭ん中は上述のような状況のままで、誰かに話しかけて気分を紛らわす、というわけにもいかないひとり暮らしの朝だ。
差し当たって何としても祖師谷大蔵へ辿り着くことができれば、メンバーが待っている、と自身を奮い立たせることに、なんとか成功。
予定時間の少し前には間が持たず部屋を出たが、目の前で電車に行かれてしまい、結局乗り換え案内の通りの電車に。この辺り、休日早朝はまだ電車の本数が少ない。
「定刻」に着いた店の前では、早く着きすぎたのかゆたかさんが発声練習中…他人のフリして一旦通り過ぎる(笑)。

Yumi&Waterweedさんとのコラボ曲リハでは、録音機代わりにデジカメで動画を回しておこうと思っていたのも忘れちゃって、この程度の段取りにまで自身の気が回らなくなっていた。
前もってわかから、アレンジ譜とともに教えてもらっていたYou Tube動画、そのご本人(Yumiさん)がすぐ隣で生で歌っている、と思ったら柄にもなく緊張してしまい、自分のリード部分冒頭で声が引きつる。いかんいかん…歌唱フォームを本番までに微調整した。
客席にぎっしりのお客様を目の当たりにして、これは何としても演奏内容で「ご恩返し」しなければ、とこの段階でようやく身が引き締まる。これがもはや過度の緊張への引き金とならなかったのは、ようやく歌唱経験が身についた、ということだろう。

*1:もちろん個人の感想です。