行ってきました「スクールバンド・パフォーマンス」@Vivit南船橋。

やっぱり生演奏の迫力は、違いますなぁ。

その昔、自身が合唱をやっていた頃はよく研究授業なんかで全国の吹奏楽部とご一緒させていただくこともあったのだが、オーケストラと違い、楽器音の組み合わせによる(アレンジ)表現の幅があまり広くないような印象が強くて、その頃は全く興味もてなかった。
その後、演奏者側の切磋琢磨なのかアレンジの進歩なのか、はたまた俺自身の価値観の変化なのか…とにかく今の俺には楽しくてしかたなかった。今出来のアニメソングが多いのは、中学ブラスの傾向? 「Sing, Sing, Sing」はこのうち二校でまさかの選曲かぶりだったけど、俺自身も歌っている曲でもあり、アレンジも二校でかなり違っていたので、これはこれで面白かった。

各学校で微妙に「文化」、というか作法というか、が違ってみえるのも面白くて、演奏もそれぞれ個性的で甲乙つけがたく。これで本当に中学生の演奏かよ〜。
なによりちょっとした身振り手振りを使ってでもお客さんと一緒に音楽を楽しんじゃおう、という吹奏楽のスタンスは、アカペラでいうバーバーショップ・スタイルにも通じるものがある気がしていて、こうした「動き」の部分は体系だって練習方法なんかが研究されているようだから、歌にも使えるものもあるのではなかろうか、とかなり俺の興味を引いた。
しかしやっぱり、ついついパーカッションに目がいってしまうなぁ。
ドラムは「ひとり打楽器」*1扱いらしく、ドラムとしてみると三校ともちょっと元気がなかったかな〜(スローンが高めなのも、そのせいなのかな)。

クーラー効いてる屋内だったとはいえ、結局三校全ての演奏を楽しんでしまい11時から16時まで、5時間もいたのかよ、俺…。
ちょっと昼寝してから、花火大会に備えるとするか。

*1:オーケストレーションにおけるスネアとシンバルを都合上ひとりでやってもらってる、的な。