というわけで、劇場版続編
まぁ現実にはあり得ないこととわかってはいるけど、ああもストレートに熱烈に「自己肯定」してもらえる機会って、オトナになっちゃうとないよなぁ。
俺自身が後輩として可愛げがあったことなど、あるわけもなく、先輩としてもこういう風に慕われた記憶がすっかり遠のいてしまったせいか、
「先輩のユーフォの音が好きなんです、先輩みたいなユーフォが吹きたいんです!」
というシーンになぜか一番、ぐっときちゃうワケです(泣)。
…異口同音にいっていただけてるのは知っているし、だからこそ元来飽きっぽい俺が今までこうして歌い続けてこられたわけだが(そう思ってても中々ことばにはできないよね、できないもんだよね…(違))。
テレビシリーズは全くスルーしているが原作、というかコミックの方を今回も先読みしており、人間関係が把握できているせいか見直す度に(恐らくテレビシリーズでは収録されているであろう)いろんな「伏線」を発見しちゃったりして、巷間いわれているほどの違和感なく、1作目よりも泣けた。
俺自身は自分を律しながらここまで駆け抜けるのに手いっぱいで、そういえばいつの間にか逆の気持ちも、すっかり忘れていたよ。
誰かの歌い方を気にしているか、俺? 尊敬している歌い手、いる?
「初心」、いつのまにかすっかりなくしてるよなぁ、などと思ったオッサンでした。